食費はただ、家賃も0円!お金なしで生きるなんてホントは簡単

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048981316
  • NDC分類 590
  • Cコード C0077

内容説明

消費社会に殴り込み。お金にたよらずに、人生を豊かに変える方法、教えます。

目次

第1章 私の人生を大きく変えたさまざまな出来事
第2章 “ギブ・アンド・テイク・センター”
第3章 お金を持たない生活、いざスタート
第4章 失って手に入れた素晴らしい出会い
第5章 人生を豊かに変える方法
第6章 未来へのヴィジョン

著者等紹介

シュヴェルマー,ハイデマリー[シュヴェルマー,ハイデマリー][Schwermer,Heidemarie]
1942年、東プロセイン生まれ。第二次世界大戦の終結間際、家族と共に西側へ逃亡。大学卒業後、1965年にキールの小中学校の教師となるが辞職後1982年、リューネブルクへ移り、心理学と社会学を学ぶ。形態療法士の資格を取り、ドルトムントに診療所を構える。1994年「ギブ・アンド・テイク・センター」を創立し、2年後に自分の所有物を手放す。それ以来、現在に至るまでお金なしの生活を続けている

原田千絵[ハラダチエ]
1965年、長崎市生まれ。1989年、慶応義塾大学文学部哲学科卒業。3年間の会社勤務の後、ドイツへ渡りゲッティンゲン大学で学ぶ。現在、ドイツに在住し、通訳・翻訳を手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

28
このタイトルは、著者が築き上げた貨幣ではなくお互いの労働時間やシェアできる物質を与え合う一つの大きな実験を貶めてしまっている気がします。既存のシステムから解放され、コミュニティを大切にして生きていく活動は、すでに貨幣の単位では計測できないのですから。現在のオフグリッド、パーマカルチャーといったムーブメントも、みんなが既存のシステムで息苦しくなっているからではないでしょうか。ドキュメンタリーもあるようなので見てみたいと思います。2020/11/20

Carlos

8
尊敬できる人だけど、文章内容は引き込まれず。2015/08/07

niki

3
筆者は留守宅を預かりペットや植物の世話をし自宅を持たないという生活を数年する。そこに至る人生や考え、その後の生活について語られている。 お金は持たない何も所有しないという生活は、相当な覚悟を決めればやれるかもしれないが、資本主義社会に生きる私たちはそんなことは不安でできないし、そんな状況に自分を追いやる必要もない。だけれど私は少し憧れてしまうのだ。筆者が物を手離したときの「夢が叶った」という感情はイメージできるし羨ましい。「私たちは何にしがみついているのだろうか」という言葉にはっとする。2022/12/26

oyoide

1
資本主義経済が終焉とされたとき、人はどうすれば良いか、その具体策が示されている。これは、単なる奇抜な生活の実践録はなく、貨幣とは本来信用の表現であることの実証でもある。また、現代社会の息苦しさの本質についてもさりげなく書かれており、その打開策、あるいは対抗策とも言えるすごい本だ。要所に見られるスピリチュアル的記述で誤解を受けそうだが、実は「非暴力・不服従」の闘い方の本でもあると言えそうだ。 2022/04/05

Hiro

1
読み易い本ではなかった。著者の、金銭を使わないで人と相互依存しながら、つまり自分の提供する労働や手間や時間と、相手から受け取るその相対物とを交換しながら、金銭を介さないで、信頼関係を保ちつつ、金銭なしの生活を送る、という信条はとてもユニークで興味が湧く。しかしそうした体験を綴った本書が余り面白くないのだ。なぜ著者はころころ職業を変えたのか、なぜ様々な対立が起きたのか(起りがちだと想像はするが)、そうした具体的なことへの順を追った説得的な説明が足りない。だから折角の貴重な体験が活き活きと伝わってこない。 2021/03/23

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