出版社内容情報
明日、私たちは住みなれた家を離れ、日系人収容所へと旅立つ。濡れ衣を着せられて逮捕された夫と別れ、幼い娘と息子を連れて。故郷を捨ててアメリカに渡り、長いあいだ平穏に暮らしてきたのに、戦争がすべてを変えてしまったのだ。いったいこの先に何が待ちうけているのだろうか?第二次世界大戦中のアメリカを舞台に、日系人であるためだけにアメリカン・ドリームから追われた家族の姿を、著者の家族の実体験を元に両親と娘、息子のそれぞれの視点から描く衝撃作。
内容説明
明日、私たちは住みなれた家を離れ、日系人収容所へと旅立つ。濡れ衣を着せられて逮捕された夫と別れ、幼い娘と息子を連れて。故郷を捨ててアメリカに渡り、長いあいだ平穏に暮らしてきたのに、戦争がすべてを変えてしまったのだ。いったいこの先に何が待ちうけているのだろうか?第二次世界大戦中のアメリカを舞台に、日系人であるためだけにアメリカン・ドリームから追われた家族の姿を、著者の家族の実体験を元に両親と娘、息子のそれぞれの視点から描く衝撃作。
著者等紹介
オーツカ,ジュリー[オーツカ,ジュリー][Otsuka,Julie]
カリフォルニア州パロ・アルト生まれ。日系人の両親をもつ日系三世としてロサンゼルスで育つ。イェール大学で美術を専攻して芸術家を志すが、三十歳のときに作家に転向。1998年、キャロル・リード編によるBest of the Fiction Workshop Anthology ’98に短篇が収録される。母方の家族の実体験を元にして生まれた『天皇が神だったころ』が長編デビュー作にあたる。ニューヨーク在住
近藤麻里子[コンドウマリコ]
東京外国語大学英米語学科卒、英米文学翻訳家
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