出版社内容情報
5万人の2年間のデータ分析でわかった「ストレスチェック」のズレとスキマを埋めるのは、日々の時間ごとの呼吸法でした。
メンタルヘルスを保つために、各企業で導入されている社員の「ストレスチェック」ですが、
実際には不調の初期サインが見落とされることが少なくありません。
というのも、社員ひとりひとりの「環境の変化」「行動の変化」による影響がすくい取れていなかったからです。
そこで、日本の会社員約5万人に対して、根来先生が新たな調査法を開発の上、分析した結果、
今のリモート生活の最大のリスクは、「社会的時差ボケ」であることがわかりました。
その知見をもとに、複数の企業とワーケーションも実施。ストレス改善のビフォアー・アフターを自律神経などの変化から読み解き、
心と体の両方をほぐすメソッドとしてまとめたのが本書です。
ポイントは、ストレスには「耐える力」より「回復力」の強化ということ。
体を整える主軸となる、最適タイミングでの「8種の呼吸法」と、切り替えのスイッチとなる「行動のヒント」を101種、網羅。
リモート時代に肝心なのは、「何をやるかより、いつやればいいのか」。
人体の24時間遺伝子に見合った、生体リズムを整え、ストレスをリセットする行動のヒント集です。
内容説明
自律神経を整える「8種の呼吸術」で心身のこわばりにおサラバ!不調スパイラルから抜け出す行動101。
目次
1章 5万人のデータ分析でわかったストレスチェックの「ズレ」と「スキマ」(6割近くが心の不調の「初期サイン」に気づけていない;心の不調を見抜くポイントは「環境」と「行動」 ほか)
2章 「呼吸」を変えれば心も体もほぐれていく(イライラや疲労感で「呼吸の速さ」は変わっていく;横隔膜がしっかり動けば、細胞まで酸素が届く ほか)
3章 ストレスは、人体の「仕組み」から見るとわかりやすい(ストレスを必要以上に怖がらなくていい;メンタルを「病む人」と「病まない人」との違い ほか)
4章 自律神経が心と体をつなげている(「イラつく」「だるい」「寝つけない」は、自律神経の乱れ;交感神経と副交感神経は、シーソーバランスだけではない ほか)
著者等紹介
根来秀行[ネゴロヒデユキ]
東京都生まれ。医師、医学博士。東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。ハーバード大学医学部客員教授(Harvard PKD Center Collaborator,Visiting Professor)、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、信州大学特任教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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