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ドラゴン・ガール

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048973298
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0397

内容説明

龍のようにしぶとく、現地の男たちを食い物にする“ドラゴン・ガール”。それが、海外で暮らすわたしたち中国人女性に付けられた呼び名だ。けれど、なにが悪いというの?新聞記者としての仕事も家族も捨ててシンガポールに渡ったのは、裕福になって良い暮らしをするため。そのためなら、娼婦と言われてもかまわない。必ず見返してやるわ―衝撃的な内容に批判殺到!アジアで異例のベストセラーとなったノンフィクション・ノヴェル。

著者等紹介

九丹[ジュウダン]
1968年、中国江蘇省揚州生まれ。本名朱子屏(ジュウ・ズーピン)。1991年に中国新聞学研究所を卒業後、広西州にある広告会社に就職するが、まもなく北京に戻り、新聞記者となる。1995年、英語を学ぶためシンガポールに留学し、2年滞在。1997年に『漂白女人』で作家デビュー。北京在住

真田潤[サナダジュン]
慶応大学文学部卒。英米文学翻訳家。ミステリや映画関連の雑誌を中心に、多数の短篇やインタビューの翻訳を手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキミドリ

0
文化の違いからか、私の恋の経験不足からか、正直なところ、登場人物の心理がよく分からなかった。ただ、ドラゴンガールがシンガポールでひどく差別されていること、彼女たちはその中でしたたかに、けれど誇りをもって懸命に生きようとしていることはよく分かった。2011/09/10

パヤパヤ

0
訳に関する具体的な言及がない奇怪な版ですが、これはおそらく英語訳から日本語に訳されたものなんでしょうか。どうして中国語からの訳が出ていないのか。特に中国・日本語間翻訳なので原語の中国語版からの訳なら真っ当なものに仕上がったのか考えてしまう。作品としてはかなり散乱した感はあるものの、社会現象としての中国人女性の海外渡航とその先での死に物狂いの生存競争を活写。フェミニズム思想も女子の人権も完全無風の中国の生態が例えばこの作品ならシンガポールという捻れていながらも「先進国」経済に触れた例として面白くはあった。2011/05/26

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