内容説明
なんとなく大学を卒業し、安定を求めて役所に就職した堺勇治。ところが、配属されたのは誰もが敬遠する「福祉課保護係」だった。病気、高齢、障害といった境遇のなかで心の置き場所を探し求めもがくケースたち。さまざまな人間模様のなかで、心の葛藤を重ねながら人間的に成長していく若者の姿を描く。第三回U‐30大賞受賞作品。
著者等紹介
役所てつや[ヤクショテツヤ]
大学卒業後、民間企業に就職。三年ほど勤めたのち福祉業界へ転職。施設職員を経て公務員となる
先崎綜一[センザキソウイチ]
広告営業、月刊誌「ブレーン」及び関連書籍の編集にたずさわったのち、フリーのライター、エディターとして独立
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