出版社内容情報
YouTubeチャンネル総登録者数125万人を超える人気シンガー「春茶」、イラストレーター「ナナカワ」、により結成された音楽ユニット「終電間際≦オンライン。」の楽曲が小説に!
6つの楽曲とコラボして、七月隆文、カツセマサヒコ、西田一紀(夜の本気ダンス)、いぬじゅん、ニャン、柴崎竜人という、豪華執筆陣による書き下ろし短編集。
シークレットストーリーとして、春茶本人も処女小説を書き下ろして収録。
内容説明
葛藤も、喜びも。6つの楽曲が小説に!春茶の作家デビュー作もSecret Storyとして収録!
著者等紹介
西田一紀[ニシダカズキ]
夜の本気ダンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美葉
25
終電間際オンラインの楽曲を元にした小説集。強烈に印象に残るお話というのはなかったけれど、どれも面白かった。春茶の書いた小説も、豪華執筆陣の作品に埋もれていなくて、よかったです。猫梟はいったい何者なんだろう?イラストかわいいなあ。 本を読んだあとに曲を聴くと、歌詞がより深く心に沁みる。なにより、春茶の声が好きです。これから、他の曲のMVも投稿されるのが楽しみ。2021/01/10
よっしー
18
読んだことのある作家さん2人の名前にひかれて手に取りました。話としては微妙な読了感の物が多かったような気がします。読了後に、とあるアーティストさんの1曲をテーマに物語が紡がれていると知ったので、その曲の世界観を知っていたらまた少し違った感想となったのかもしれませんね。2023/06/07
きたさん
8
正直春茶さんのことは全く存じ上げなくて、執筆陣のラインナップになんとなく惹かれて読んでみました。好みはあれど、割とどの著者も「らしさ」を思いっきり発揮してる気がして、予想していた以上に楽しめました。どの作品にも共通して感じられた空気感が好きなのだけれど、これがたぶん終電間際の空気感なのだと思う。最近読んだ本の中で一番「今」らしさを感じた1冊でした。2021/02/25
Ramo
5
春茶が好きで購入。もったいなくてめっちゃちびちび読んでました。『きみにおくるうた』と『月とミントと猫の羽』がよかった。2021/02/07
どん
4
YOASOBIみたいな、歌とイラストのユニットがその雰囲気で小説へ。7人の短編集。七月隆文しか知らなかったけど、ニャンの「ハスリーベ」が良かった。他の作品だけど「人間観察が趣味って言う奴に限って自分が観察されるのを嫌がるよね。」の言葉が残った。2021/09/18