メディアワークス文庫<br> 死にかけ探偵と殺せない殺し屋

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メディアワークス文庫
死にかけ探偵と殺せない殺し屋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 354p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048935289
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

殺し屋・御堂禅の朝は早い。規則正しい日常こそが「殺し」という非日常から戻るための処方箋だから――それなのに。
「おい、早く驚けよ」
禅にそう言うのは、宙を漂う男。彼が昨日殺したはずの私立探偵・東馬京だった。
生霊として取り憑いた京は、暇にあかせて禅へと舞い込む依頼に次々と口を挟んでいく。
実力派俳優の依頼した殺しに秘められた謎、暴力団の裏切りもの粛清に隠れた秘密、顔の見えない依頼者が請う連続殺人犯殺し……。
護岸不遜な名探偵の推理が、殺伐とした依頼の裏に隠れた真実と、生真面目すぎる殺し屋の心を解き明かす。

内容説明

生真面目すぎる殺し屋・御堂禅は、ある日自分が殺し損ねた標的―傲岸不遜な私立探偵・東馬京に取り憑かれてしまった。生霊となった京は、暇にあかせて禅へ舞い込む依頼に次々と口を挟んでいく。実力派俳優の依頼した殺しに秘められた謎、暴力団の裏切りもの粛清に隠れた秘密、顔の見えない依頼者が請う連続殺人犯殺し…。いつの間にか京の推理に唆されて、禅の殺しは奇妙に脱線していく。名探偵の推理が、殺伐とした依頼の裏に隠れた真実と、生真面目すぎる殺し屋の心を解き明かす。名探偵が殺し屋で遊ぶ、ライトミステリ。

著者等紹介

真坂マサル[マサカマサル]
兵庫県神戸市出身。第20回電撃小説大賞“20回記念特別賞”を受賞。同賞受賞作『水木しげ子さんと結ばれました』(電撃文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわゆきか

16
いつも通り癖のあるキャラと、相反する職業が協力し合う変わった設定が面白かった。2人の掛け合いも楽しく読めました。最後が?2017/12/08

きたさん

12
この作者さん、男同士のバディ物は初めてらしいですが、すごくキャラが立ってて読みやすかったです。宣伝では「ライト」ミステリであることを強調していた気がしますが、限りなく正統派に近かったような。内容とは関係ないですが、本文レイアウトがとてもお洒落でかっこよかった。2017/12/03

メル 6さんとペア画中

11
読了しました〜🎶殺そうとしていた探偵と相棒になる殺し屋という設定ですぐ引き込まれて行きました。笑いありだし、自分自身もツッコみたくなったりして楽しめて、ミステリー要素もあって最高でした😍最後に色々謎が解けたあとで、もう一回戻って読むことで、ここにヒントがある〜とかわかって2倍楽しかったです☆2021/10/17

HANA

10
死にかけている名探偵が有名な殺し屋にとりついて仕事に協力していく話。2人のやり取りが結構面白い。どうせならもうちょっとこの状態で続いても面白かったかもしれないけれど。2017/12/22

紅羽

9
被害者と加害者が組んで事件を解決していく変わった試みの作品でした。最初は全く噛み合わず、噛みついては受け流され…というやり取りが楽しかったのですが、知らず知らずのうちに二人の間に信頼めいたものが生まれ、事件の真相に至っていく様子に引き込まれました。しかし最後はどういう事でそうなったのか?…と疑問が浮かび、ちょっと分かりにくい結末でした。2017/12/29

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