電撃文庫<br> 1パーセントの教室

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電撃文庫
1パーセントの教室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048934923
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この恋は、99パーセント《破滅》でできている――。
松村涼哉、待望の最新作!

「恋をしました、キミに――」
 平凡男子高校生の雨ケ崎誠也に突如訪れた非日常。それは、クラスの美少女からの、愛の告白だった。
 彼女の名前は日比野明日香、校内でも一際目立つ、超絶美少女だ。だが、彼女には、そばにいる人間を悉く不幸にする“死神”という噂があった。
 けれど、それは完全な間違い。なぜなら、彼女が人を不幸にするのではなく、これから不幸になる人間を好きになってしまう、特異体質だったから。
 死神に好かれた者は、やっぱり破滅する。絶望する雨ケ崎に、日比野は「悲劇を回避する術はある」と静かに告げた――。

内容説明

「恋をしました、キミに―」平凡男子高校生の雨ケ崎誠也に突如訪れた非日常。それは、クラスの美少女からの、愛の告白だった。彼女の名前は日比野明日香。校内でも一際目立つ、超絶美少女だ。だが、彼女には、そばにいる人間を悉く不幸にする“死神”という黒い噂が―。けれど、それは完全な間違い。なぜなら、彼女は他人を不幸にするのではなく、これから破滅する人間を好きになってしまう、のだから。死の女神に見初められた雨ケ崎が破滅する可能性は、99%。絶望する雨ケ崎に、「悲劇を回避する術はある」と日比野は静かに告げてきて―絶体絶命の青春がはじまった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

49
これは破滅する人間を好きになってしまうという少女の愛の告白を受けた少年が、彼女と共に悲劇を回避する為に行動する青春物語。あとがきで著者自身が述べている通り、前2作とはだいぶ毛色の違う今作。一見平和に見えるクラスの風景が、違う角度から見ると歪なカタチとなる。そこから醸し出される仄暗さと2人のポップなやり取り。ここら辺の著者自身の持ち味を活かしつつ、読みやすさを優先させた部分は中々良かったと思います。ただライトに振った分、前2作と比べると読み応えに欠けたのは残念。シリーズ作やし、今後に期待すべきかな。2017/12/14

さばかん

38
とうとう単巻モノではなくなってしまった。続きが出るか決まってるってわけではなさそうだけど。続きが想定されてる内容。        正直段々微妙になっていくので、続きが出ても買わないでしょう。気は変わるかもしれないけれど。      ヒロインがもっと可愛くてもっと魅力があればもっと良かった。2018/02/16

た〜

38
イラストレーター買い。というのは1/3くらい冗談。閑話休題。愛の告白をしてきた相手が、これから破滅する人間を好きになってしまう「死神」だった。という基本設定があまり生かされていない気がする。彼女に恋をされたらもはや死亡確定の筈なのに、結局大した危機もなさそう。帯には「絶体絶命の青春ミステリ開幕」と銘打っているからこれからちゃんと危機を迎えるのかな?2017/12/14

ツバサ

31
久しぶりの村松涼哉先生の作品。デビュー作と前作に比べると全体的に柔らかくなって、届ける読者の範囲を広げたなと。その分、村松先生の魅力が半減してるのが気になる。ただ、シリーズ前提の作品となっているので、続いていくうちに衝撃的な結末になるのかなと期待したり。 2017/12/11

たこやき

30
今後、破滅する人に惚れる少女・明日香に惚れられてしまった誠也。破滅を回避するため、誠也は身近なトラブルの種を快勝するために動いて……。感想としては「どっちつかず」という感じ。明日香の力はさておいて、各エピソードを読むと、現実的な範囲内のものもあれば、完全に超常現象的なものもあり……で、前提となるものがイマイチわかりづらい。結果、何でもアリ、という感じで物語に入り込みづらかった。各エピソードの核となる部分は読ませる部分があるのだが、だからこそ、と感じる。あと、ギャグ的な描写にぎこちなさも感じた。2018/02/01

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