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出版社内容情報
「もしも人類補完計画が発動しなかったら……?」TVアニメ第24話「最後のシ者」から分岐した3年後のifストーリー。電撃ホビーマガジンにて連載された人気小説連載が、長い沈黙を破りついに単行本化!
内容説明
世界の終わりを告げるかのように月面に出現した“黒の巨人”アルマロスが放ったロンギヌスの槍によって“締め上げられ”、未曾有の天変地異に晒される地球。そんな混乱の中、スーパーエヴァンゲリオンとシンジの前に立ちはだかったのは、「委員長」洞木ヒカリが駆る白いエヴァ弐号機「エヴァEURO2」だった。様々な勢力の思惑が入り乱れる中、シンジと綾波、異変の原因を探るために月へと赴いたアスカ、ゼーレの足跡を探る加持とケンスケ、綾波No.カトルに連れ去られるミサトが辿り着いた先とは?TVアニメ第24話から分岐したもう一つの『エヴァンゲリオン』の可能性の物語、十年の時を経てここに甦る。
著者等紹介
山下いくと[ヤマシタイクト]
1965年生まれ。岐阜県出身。メカニックデザイナー、漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
9
さて今巻は第弐章の中盤まで、地球のあちこちで天変地異が起きる中、アルマロスによってロンギヌスの槍に貫かれたシンジとスーパーエヴァは敗退するも、束縛が解けたエヴァEUROⅡに乗るヒカリと共に月に居たはずのアスカを発見、そしてトウジとヒカリが再開…と言う所までが今巻の内容です。今巻も面白かったです。と言ってもここまではアルマロスに良い様にやられていると言う印象が強いですが…。現状アスカがどんな姿なのかは次巻乞うご期待と言う所ですが、そのアスカの窮地に対してシンジが→2018/01/09
るか
8
アルマロスの目的もわかり前巻よりは置いてきぼり感はなくなりましたがネルフJPNの面々には厳しすぎる状況は変わらず人類補完計画が遂行されなくともエヴァはやはり終末的な展開からは逃れられないのだなぁと感じました。アスカの状況も気になるところですがトウジとヒカリが再会出来たことは良かったです。結局はシンジ次第という雰囲気ですがいいところで終わってしまったので続きが気になります。こういうきつい展開の連続だとシスだけが唯一の癒しという感じ。最後は皆が笑いあっていられる展開であることを望まずにはいられません。2018/04/03
真白優樹
7
黒い巨人の放つ槍により地球が天変地異に襲われる中、シンジはヒカリと遭遇しアスカが月へ向かう今巻。意外な者が敵となり、それぞれの思惑は螺旋が如く絡み、舞台を捻れさせる。望まぬ激突、そして宙に散る仲間。更には彼女の融合と変容。混沌は更に深みを増し、予断を許さぬ状況はどこまでも続く。一寸先すらも読み切れぬ闇の中、大切なものを無くしたシンジは全てを取り戻せるのか。黒い巨人の掌の上で踊らされる世界の行末は。そして、ネルフの、シンジの反撃の時は訪れるのだろうか、先の見えぬ戦いの先に。 次巻も須らく期待である。2018/03/09
一会
6
エヴァは世界そのものがループを繰り返している、という新劇場版でも暗示されている事が明確になり、地球規模の災厄が続く中でどうするか?という話の軸が明確になってグッと物語的魅力が増してきた二巻。良くも悪くも二次創作的な雰囲気は変わらないけどだからこそ過程や結末に至るまで自由さがあってそこが面白い2017/12/01
北白川にゃんこ
5
終わりじゃなかった!こりゃ後三巻は出るぞ!スケールの大きさが凄くて終わる気配もない。どうやって終わらせるのか気になるなあ。2017/12/03