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出版社内容情報
人口の3%が殺し屋の街・博多。女性ばかりを狙った連続昏睡強盗事件が街を賑わせるなか、人知れず馬場が行方をくらませた。
馬場を心配しながらも、昏睡強盗を追う林は、小百合の協力を得て潜入捜査を開始。
一方、林を援護する榎田のもとに、新たな情報が舞い込んでくる。それは13年前に博多で起こったある惨殺事件にまつわるものだった。一見、別々に見えた事件は、やがて馬場を狙う過去の亡霊の存在に辿りつき――。最強の殺し屋たちに危機が迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
118
馬場の過去に迫るストーリーの前編。父親の敵討ちに向かった筈が何故か手負いに。後編も続けて読まねば。2018/08/02
o.c.beats
35
今回は馬場編前編。主要キャストでありながら今まで謎に包まれた彼の過去が分かる回。ジローやリンが追う昏睡強盗事件とも意外な関わりもあり…。最後気になるシーンで7作目が終了。これは8作目早めに読まないとな。2020/11/21
まるぷー
33
にわか侍の馬場が殺し屋を引退すると表明。それに伴い、草野球チーム「博多豚骨ラーメンズ」の解散の噂。その裏には、馬場の身に起こった13年前の事件が起因する。その落し前を着けた後の決意だった。そして、馬場がある日姿を消す。その行先は師匠のもと、そして決意に向かうが、馬場が危険な状態に。刑事重松も危惧し後悔する場面に直面する。林や榎田たち仲間も馬場の身に何が起こったのか、生死の境を彷徨う馬場にしてやれることはないという状態に。この先、馬場は、ラーメンズはどうなるのか、サスペンデットゲームで次巻に続く。心配だ!2017/08/09
だりあん
28
馬場さんの引退予告とかリンちゃんと小百合さんの女子会とか。…なんてところで終わるのよおぉっっ‼️2018/06/11
ヤクモ
27
人口の3%が殺し屋の街博多を舞台にしたシリーズ第7弾。13年前に発生したある惨殺事件の犯人の出所を1週間後に控え、博多から姿を消した馬場は二代目にわか侍として修行を積んだ玄海島で自主トレに励んでいた。一方、博多で頻発している昏睡強盗を巡り、復讐屋のジローや林ちゃんは、情報屋の榎田や馬場のかつての婚約者の小百合さんの協力を得て犯人を追い詰めていた。やがて二つの事件が絡み合い、更にマーダーインクのグエンや猿渡も登場し、馬場の過去の因縁やラーメンズの存続をかけた緊迫した展開の中、何と6回表で次巻へ続く‼︎2018/02/12