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出版社内容情報
川原 礫[カワハラ レキ]
著・文・その他
abec[アベシ]
イラスト
内容説明
山ゴブリン族オロイによる、人界人ヤゼン老人の殺害。“禁忌目録”と“力の掟”によって縛られたアンダーワールドの住人には、決して起こすことのできない事件が発生した。それは、人界と暗黒界に再び戦乱を引き起こさんとする“真犯人”の謀略だった。真相を探るキリトは、暗黒界軍の総司令官イスカーンの助力を得るも、すんでのところで犯人とおぼしき“黒ローブの男”に逃げられてしまう。調査が難航する中、アスナは殺害現場である宿屋で“過去覗術”の詠唱を試す。すると意外な映像が浮かび上がり…。そして整合騎士見習いのロニエとティーゼに“真犯人”の毒牙が迫る―!“ムーン・クレイドル”編、完結!
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンゴ
70
何故このエピソードが次の展開の前に差し込まれたのか…なんて邪推してみたり2017/09/22
まりも
61
アリシゼーション編後日談の後半戦。人界と暗黒界に再び戦乱を起こそうとする何者かの野望を阻止すべく、ロニエとティーゼが奮闘する話。うーん、正直期待してた程では無かった。ロニエとティーゼ、そして相棒の幼竜の冒険はとても良かったし、ハラハラドキドキも出来たけど、全体的に盛り上がり不足なのは否めなかったです。結末も不完全燃焼気味だし、やっぱりSAOはキリトが主役じゃないとダメだなと再認識しました。ここで終わるのはあまりにも中途半端だし、いつか続きが読めると嬉しいです。まぁプログレッシブ、本編があるから無理か(笑)2017/09/09
あっか
60
アリシゼーション編の外伝、200年の戦いの始まりを描いたムーン・クレイドル編完結巻。ロニエとティーゼが想像以上に大活躍する成長物語でした。あーでもここで終わりなのは色々つらいー😭著者の言うことも分かるけど…あとがきを読んだら確かにこっちも気が遠くなるけど…!!笑 いつか読めたらなーと淡い期待を寄せておきます。だってロニエの恋心とかレンリとティーゼとか、事件の真相にも気になることが多すぎます!2019/07/08
ひめありす@灯れ松明の火
60
貴方は知らないことだし、知らなくて良いことだけど。あなたを育んだこの世界は昔「ネット」と呼ばれていたの。月の光の様にかそけく輝くつながり。これから先、あなたがその月影の剣を振るう度、新しいつながりが生まれていくでしょう。打ち倒すことも、救うことも全てがあなたにとって、世界にとって、つながりを生む行為なのです。あなたと私もまたつながった。出逢うことも、言葉を交わすこともない。でも覚えていて。あなたの住まう物語世界の名前は「ソードアート・オンライン」。あなたの剣が奇跡を描き続ける限り、私達はつながっているの。2017/12/31
わたー
48
★★★★☆後編…とは言いつつも、結局はその後100年に渡って繰り広げられる闘いの序章を描いているので、消化不良感は否めない。ロニエとティーゼの恋心も一応の解決の糸口は示されたが、中途半端な印象を受けた。見習い騎士の冒険譚として見るなら、とても良かったのだが。まあ、でも、黒皇帝編としてシリーズ化せずにここで区切りをつけたのは英断かな。新シリーズと刊行が止まっているプログレッシブに期待したい。2017/09/10
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