出版社内容情報
ドメイン駆動設計と関数型プログラミングを組み合わせることで、顧客満足度の向上、開発サイクルの短縮、無駄な作業の削減を実現できます。本書では、ビジネスドメインの例とF#のコードで、ビジネスに焦点を当てた、柔軟で高品質なソフトウェアを構築する方法を紹介します。たとえば、F#の型システムを使って複雑なドメインをモデル化し、読みやすいドキュメントにもなるコードを作成します。また、ビジネスルールをエンコードして「コンパイル時ユニットテスト」を作成することで、不正な状態を表現できないようにして潜在的なバグを排除します。関数型プログラミングの核となる原則を適用することで、実世界の要求をエレガントかつ簡潔にモデル化したソフトウェア設計を実現できます。
目次
第1部 ドメインの理解(ドメイン駆動設計の紹介;ドメインの理解;関数型アーキテクチャ)
第2部 ドメインのモデリング(型の理解;型によるドメインモデリング;ドメインの完全性と整合性;パイプラインによるワークフローのモデリング)
第3部 モデルの実装(関数の理解;実装:パイプラインの合成;実装:エラーの扱い;シリアライズ;永続化;設計を進化させ、きれいに保つ)
著者等紹介
ヴラシン,スコット[ヴラシン,スコット] [Wlaschin,Scott]
F#のエキスパートであり、F#の人気サイトfsharpforfunandprofit.comの著者であり、F# Software Foundationのボードメンバーでもあります。実践的でわかりやすいアプローチで関数型プログラミングの魅力を伝えることに定評があります。スコットは講演者としても人気があり、NDC、F# Exchange、DDD Europe、その他世界中のカンファレンスで講演を行っています
猪股健太郎[イノマタケンタロウ]
システムエンジニア、ソフトウェア開発者。BIPROGY株式会社勤務。各種業務システムに関する開発支援や開発標準策定等に従事後、数年間の米国駐在を経て帰国。近年はアジャイルソフトウェア開発を含む開発スタイル変革に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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contradiction29
ねおさん