裸々

村上 純【著】

ドワンゴ（2022/03発売）

• サイズ 46判／ページ数 344p／高さ 19cm
• 商品コード 9784048931038
• NDC分類 779.14
• Cコード C0095

内容説明

実力派コント芸人として若くして売れた「しずる」村上純が歩んできた芸人人生を赤裸々に綴った自伝的エッセイ。これまで語られることのなかった子ども時代になぜ“芸人”を目指したのか。ＮＳＣで仲間との出会いや、尊敬するピース又吉直樹との親交、謹慎事件の裏話、そして相方との壮絶な仲違いとその先で見つけたもの。お笑い、そして相方と向き合い続けたからこそ、得られたものがそこにはあった。

目次

プロローグ　面白いは『イイ』
第１章　お笑いの学校
第２章　スベり出し
第３章　かかる
第４章　しずるのくだり
第５章　相方・池田

著者等紹介

村上純［ムラカミジュン］
１９８１年、東京都足立区生まれ。成蹊大学法学部卒業。吉本興業所属。２００３年、ＮＳＣの同期である池田一真（現・ＫＡＺＭＡ）とお笑いコンビ「しずる」を結成。「青春コント」「能力者」など都会派コントを武器に人気を博す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[fabi@第一芸人文芸部]

しずる村上さんの自伝。ページをめくる手がとまらず一気読み。『池田の言葉を借りれば、しずるは今「イイ」のだ』——二人ともが、そう実感する今だからこそ書けたのだと思う。しずるが異質なコンビになった真相を、丸裸になって語っている。結成・解散と再結成・謹慎事件の裏話など、全てにドラマと本音があり、ここまで赤裸々に語っている芸人本も珍しい。そして特筆すべきは、池田さんとの関係性。「村上、お前俺のこと舐めてんだろ」——方向性を決める会議。ずっと無言を貫いていた池田さんが唐突に放った一言は、しずる第二章の産声に感じた。

2023/12/15

[knockknock]

80-最近行ってないけど一時期は毎回単独ライブ行くくらいだったしずるの村上の現在に至るまでの半生。中堅芸人の栄光と悲哀がこれでもかと書かれていて面白かった。あらためてKAZMAとの関係性が他のコンビではありえない独特な感じで凄いというか…。最近またプチブレイクしかけてるし頑張ってほしい。

2022/07/13