出版社内容情報
人間の業、鬼の宿命――。
有名な童話「桃太郎」と「泣いた赤鬼」を、板倉俊之が、オリジナル要素をふんだんに盛り込み、独自の視点で新たな物語に!
イラストは、『テガミバチ』(集英社)、TVアニメ『どろろ』のキャラクターデザインなどで人気の漫画家、浅田弘幸氏の描き下ろしの美麗なイラストは必見。
(短編『パーフェクト太郎』と、中編『新訳 泣いた赤鬼』の2編を収録。)
内容説明
赤鬼は指のない右手の平で、桃太郎を弾き飛ばした。背中から地面に激突し、そのまま勢いよく後ろ向きに転がり、やがて仰向けになった。いっしょになって飛ばされたらしく、切断した片方の角が、近くで固い音を立てた。痛みすら感じなかった。肉体はもはや、感覚を失いつつあった。「桃太郎」の凄惨なまでに苛烈な戦いを描いた傑作『パーフェクト太郎』の他、1編を収録。
著者等紹介
板倉俊之[イタクラトシユキ]
1978年1月30日生まれ。埼玉県富士見市出身。吉本興業所属。NSC東京校4期生。98年に堤下敦とお笑いコンビ「インパルス」を結成。すべてのコントの作・演出を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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