出版社内容情報
本書のケーススタディを注意深く読むことで、コードを洗練していく過程で行うべき判断について学ぶことができます。プログラムが動作したからといって、プログラミングが終わったことにはならないのです。
目次
クリーンコード
意味のある名前
関数
コメント
書式化
オブジェクトとデータ構造
エラー処理
境界
単体テスト
クラス
システム
創発
同時並行性
継続的改良―コマンドライン引数のパーサを用いたケーススタディ
JUnitの内部
SerialDateのリファクタリング
においと経験則
同時並行性2
org.jfree.date.SerialDate
経験則のクロスリファレンス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
13
図書館本。一応、一読しましたが、良書であり、改めて読み返します。2023/04/02
忘備録
2
関数、クラスはとにかく小さくする。そして更に小さくする。一つのことをうまくやる。処理の抽象度を揃える。コメントを書くのではなくコードを修正する。2021/06/28
えむひよ
1
きれいなコードを書くために大事にすべき価値体系がまとまった本。コード行も多いのでそこまで時間をかけずに読了できた。Javaを中心に解説があるが、多くの部分は言語や時代に縛られない知識、考え方や心構えが載っている。大事なことは一貫していて、コードを書いたら終わりではなく、テストをし、リファクタをし、小さくし、抽象レベルを揃え、読みやすく変更しやすくする努力を継続することであり、今後意識したい。ただ、より踏み込んできれいな設計考えたいなら、クリーンアーキテクチャーも読んで補完しておきたい。2022/03/29
よた
1
チームでの読書会で読み切った。創発的設計、リファクタリングのケーススタディあたりが特に良かった。リファクタリングはテストが付録にあるので行き来が...。小さくする、明確にする、抽象レベルをそろえる、テストする、あたりが中心だと感じて、今だと依存性の向きをそろえるとかも入りそうだなと思った。外部との境界を作ることなども含め、これまで実務で経験してきた様々なことがまとまっていて読みやすかった。悩んだ時はリファレンス的に読み直せそう。2022/03/29
fakiyer
1
リーダブルコードより少し深いところまで書いてある。 開発経験が長ければ特に目新しいことはないかもしれないが、とても大事なことが多く書かれているので、これからも参考にしていきたい本。2019/06/17