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出版社内容情報
お悩み、お聞きします。ただ“そばにいてくれる”、不思議な神様との物語。悩みごと、憂いごと、ひとりで抱えこまないで!“なんでも話せる相手がいる”、その温かさをあなたに。
侍言葉を話すタヌキ型の“山の神”、江戸言葉を話すエゾリス型の“森の神”。
奇妙な神様があなたの心をときほぐす、ほっこりリラクゼーションストーリー!
鈴森 丹子[スズモリ アカネ]
内容説明
中神結は悩んでいた。いつも自分を助けてくれる神様のような存在の姉に、彼氏ができたらしいのだ。しかし相手はいかにもダメそうなチャラ男。大事な姉を傷つけずに守るには、一体全体どうすれば?新天地に越したばかりの身では、相談できる人もいない。…でも狸ならいた。荷物に紛れていたこの狸、なんと人の言葉を喋りだし、おまけに自分は神様だと言い出して…??『神である以上、悩める人あらば放ってはおけぬな』“なんでも話せる相手がいる”温かさをお届けいたします。
著者等紹介
鈴森丹子[スズモリアカネ]
11月30日福岡生まれ。第22回電撃小説大賞に応募した短編『同居の神様』を加筆・改稿した『おかえりの神様』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
101
★★★★☆ 複雑な関係の4人の元に変わった神が現れる。助けてくれる訳ではないが、安心できる話し相手になることで、問題が解決していく。やはり、マヨネーズ咥える狸がお気に入り。2017/01/27
papako
72
やっと『ただいま』やっぱりこれは続けて読むから良さが染み込んできますね。一巻では恋よりも出世を選んだ崇司部長。誤解されて始まる恋。そんな生い立ちだったんですね。絵麻さん、さんざん利用して、幸せになって、幸せにしてあげてください。そしてミヤダイ、残念!だけど、次こそだからね!!!2021/06/06
えみ
71
ただそばにいてくれる。それだけの神様。だけどとってもとってもありがたい存在。最高にキュートでちょっぴり生意気でかなり個性的なアニマルな神様が、恋に悩む男女を応援する最上級の癒しの物語。思いやりの心にトッピングされるのはユーモアでありマヨネーズでもあり、ときにコーヒーであり、チョコレートなのである。ただいまと帰ってくればおかえりと迎える。一人で悩む夜に、当たり前のように寄り添って話を聞いてくれる存在。何一つ奇跡は起きない。でも、幸せへの行き方ならアドバイスをくれる神様たちの優しさに、こちらも笑顔になれた。2022/11/05
佐島楓
67
前作も読了済み。姉妹とそれぞれの恋人をめぐるちょっといいお話。私もこんなふうに背中を押してくれる神様がいたら、もう少し変われていただろうか。2017/01/30
七色一味
65
読破。今回も神様達はいい感じに何もしない(笑)そう。ただ愚痴を聴いてくれてるだけ。なんのための神様だよ、もうちっとなんとかしなよ、とツッコミ入れたくなるけど、このなまぬるな感じがイイ(笑)これまた次のお話が楽しみです。えっと、出してくれるよね?2017/02/26
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