電撃文庫 エロマンガ先生〈８〉和泉マサムネの休日

伏見 つかさ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 264p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048925976
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

アニメ化決定の最新刊!!「今日から兄さんは、私と同棲するの」
著作『世界で一番可愛い妹』のアニメ化によって不眠不休の生活を余儀なくされたマサムネ。兄の無茶を心配した紗霧は、『開かずの間』での“同棲”を要求する。そうして始まったのは、妹やヒロインたちとの“同棲生活”だった!?
同衾、お風呂、家庭裁判!?　恋に仕事に、二重の修羅場をなんとか乗り切ったマサムネは、束の間の休日に、様々な思い出を回想していく……。
『妹やエルフと過ごした休日』『智恵との出会い』『ムラマサ先輩との日々』『マサムネが小説を書きはじめた「きっかけ」』。──そして、『私』が語る、和泉兄妹の過去。
待望のＴＶアニメーションが４月より放送開始！　『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の伏見つかさ＆かんざきひろのタッグで贈る、大人気シリーズ最新刊！

伏見　つかさ［フシミ　ツカサ］
電撃文庫『俺の妹』著者

かんざき　ひろ［カンザキ　ヒロ］
電撃文庫『俺の妹』イラストレーター。ほか織田広之名義でアニメーターとしても活躍。

内容説明

「今日から兄さんは、私と同棲するの」著作『世界で一番可愛い妹』のアニメ化によって不眠不休の生活を余儀なくされたマサムネ。兄の無茶を心配した紗霧は、『開かずの間』での“同棲”を要求する。そうして始まったのは、妹やヒロインたちとの“同棲生活”だった！？同衾、お風呂、家庭裁判！？恋に仕事に、二重の修羅場をなんとか乗り切ったマサムネは、束の間の休日に、様々な思い出を回想していく。『妹やエルフと過ごした休日』『智恵との出会い』『ムラマサ先輩との日々』『マサムネが小説を書きはじめた「きっかけ」』。―そして、『私』が語る、和泉兄妹の過去。シリーズ最大の謎が明かされる第８巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

エルフやムラマサ達との同棲生活の中で、エルフが夜這いを仕掛けてきたり、お風呂場で全裸のムラマサと鉢合わせたりと、正宗がラッキースケベな展開に遭遇していきながら、エルフの頭を撫でようとして紗霧から怒りの床ドンを喰らった話、ムラマサと二人でアニメ鑑賞会をした話、智恵と勉強会をした話、正宗の父と紗霧の母が再婚する前の正宗が小説家を、紗霧がイラストレーターを志すようになった幼き日の話を回想していくという短編集風味の本編でした。どのヒロインも魅力的で、個人的には正宗の好みに合うラノベを速攻で見繕った智恵が特に好き。

2017/07/11

[中性色]

異議あり。今回はアニメ化作業の続きと同禽生活が主。こういう天丼ネタはベタだけどやっぱりおもろい。ただ、ハーレムの方が主で前巻のようなアニメ化のいろいろといった面は薄いかなと。それと今回は短編も絡めて過去の話をいろいろやってたけど、割と最後の方に持ってかれた印象が。承認欲求って大事。あと、いろいろハーレム候補を出すわりに、一強すぎるのがバランス的にどうかなといったところか。個人的には智恵が好み。ボクっ娘なのにおそらく作中で一番のワガママボディとか至宝

2017/01/09

[た〜]

取っ替え引っ替え同衾する話。アニメ化にともなって極端に忙しくなり無理をすることに心配した妹が心配して強制休日。そこでいろいろ回想する短編集、的な進行かな。今以上にロリな時代は引きこもりな幼女なのに随分と男前。最後にいきなりドカンと行くが、なんか今まで通りな今後の展開にしかならない予感なんですけど。花ちゃんのラッキースケベ美味しすぎるぞ。もっとやれ（笑

2019/05/27

[まりも]

ヒロイン達との思い出話を描いた第八弾。アニメ化によって多忙の極みにいるマサムネが、久々の休日を過ごす事になる話。ヒロイン達との思い出話を通じて、彼女達のマサムネへの想いが本物である事を再認識しつつ、ラストに紗霧の本気を見せるとか中々に衝撃的な1冊でしたね。エルフ達も今回で更に魅力的なキャラになったけど、メインヒロインである紗霧はやっぱ別格やわ。そして紗霧の本気に応えるようにしてマサムネが覚悟を決めたの驚かされたけど男らしくて中々良かったです。完結が近いように見えるけど、ここからどうなるのか。次巻も楽しみ。

2017/01/15

[よっち]

『世界で一番可愛い妹』のアニメ化によって兄の無茶を心配した紗霧は、『開かずの間』での同棲を要求。心配するヒロインたちも同棲し、修羅場をなんとか乗り切ったマサムネが様々な思い出を回想していく短編集。いやヒロインたちみんなマサムネのこと好き過ぎだろと苦笑いしたくなるような各編でしたけど、ヒロインの魅力が十分に感じられるそれぞれのエピソードで物語の奥行きを作りつつ、これまで分からなかったことが明らかになり最終的に一つの流れへと収束させてゆく構成は印象的でした。ひとつの決断がどう繋がってゆくのか続巻に期待ですね。

2017/01/06