メディアワークス文庫<br> 絶対城先輩の妖怪学講座〈9〉

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メディアワークス文庫
絶対城先輩の妖怪学講座〈9〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048924092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

傍若無人な黒衣の妖怪博士・絶対城の活躍を描く伝奇譚、第9弾!絶対城を頼り四十四番資料室を訪れた、「狐憑き」に悩む女子学生、葛木葉子。こっくりさんの儀式でお祓いを行う絶対城に対し、葛木は「笑わせないでよね!」と言い放ち、真怪秘録覚書『狐』の資料と共に姿を消してしまう。
 突然の事態に動揺する一同だったが、何故か礼音は、葉子の声に聞き覚えがあった。声を頼りに、お祓いと同じ日に礼音が巻き込まれた事件を調べ始めると、海辺のリゾートホテルで開催されるマジックショーのステージに辿り付く。はたして妖怪博士と天才マジシャンが解き明かす『狐』の真実とは。

峰守 ひろかず[ミネモリ ヒロカズ]
第14回電撃小説大賞で〈大賞〉を受賞し、『ほうかご百物語』にて2008年に電撃文庫よりデビュー。キャラクター同士の軽妙なセリフのやりとりと妖怪蘊蓄に定評がある。近著に、『お世話になっております。陰陽課です』(メディアワークス文庫)がある。

内容説明

絶対城を頼り四十四番資料室を訪れた、「狐憑き」に悩む女子学生、葛木葉子。こっくりさんの儀式でお祓いを行う絶対城に対し、葛木は「笑わせないでよね!」と言い放ち、真怪秘録覚書『狐』の資料と共に姿を消してしまう。突然の事態に動揺する一同。しかし、何故か礼音は葉子の声に聞き覚えがあった。声を頼りにして、お祓いと同じ日に礼音が巻き込まれた事件を調べ始めると、海辺のリゾートホテルで開催されるマジックショーに辿り付く。そこで待ち受けていたのは―。

著者等紹介

峰守ひろかず[ミネモリヒロカズ]
第十四回電撃小説大賞“大賞”受賞作『ほうかご百物語』で電撃文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

76
絶対城達は、自分に憑いている狐を祓って欲しいと懇願する葛木葉子と名乗る女子大生の依頼を受ける事になり、狐祓いの儀式を執り行うが、突如彼女の態度が急変し、絶対城の持つ『真怪秘録覚書』の『狐』の文献を奪い去ってしまい……。詐欺師であり奇術師でもある『狐』の行方を追う絶対城と、日本各地の伝承に登場する狐の特徴についての絶対城の講釈を聞いて感心する礼音が良かった。絶対城への好意をさらに強く自覚し、杵松さんや織口先生に背中を押してもらって大きな一歩を踏み出した礼音が、絶対城とこれからどう付き合っていくのが楽しみです2017/02/21

ゆみきーにゃ

59
《購入》シリーズ9作目。今回は狐のお話。絶対城先輩がーって思ったらまさかまさかの展開に。早く続きをお願いします。2016/12/27

あっちゃん

49
今回は狐との騙し合い(笑)詐欺師を騙す詐欺師、という事で悪い人では無さそうなので味方になると良いなぁと思ったけど…そしてやっと2人に進展が( ̄ー ̄)2023/11/20

つばめ

46
9作目。今回のテーマは「狐」。妖怪の中でもポピュラーながら、具体的な妖怪名とか伝承とか、ほとんど知らなかったなあと新鮮な気持ちで読めた。今作もまあまあ命の危機と、毎度ながら絶対城先輩を失うかもしれない恐怖と戦った礼音。「狐」たちの狡賢くも鮮やかな手並みに、読んでいてこちらも惹き込まれた。礼音が自分の気持ちに素直になって、いよいよくっついてくれて今後もまた楽しみに。ただ、謎の組織?「白澤」へ迫る者たちに不穏な気配が……。少し切なさを感じた。2025/04/21

坂城 弥生

41
今回はキツネがメイン!2021/03/23

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