- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > メディアワークス文庫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
25
学校を舞台に唐突に始まった“人質ゲーム”。100人の人質を救うために、10人の生贄を差し出さなくてはならない……。状況設定的にはまだまだ既作「生贄のジレンマ」に近いものがあり、“人質”だからこそのストーリー展開は、下巻に期待といったところか。しかしまあ、ずいぶんと長いページを割いて、ようやく人質ゲームの表層が見えてきた……といった段階であり、下巻でどこまでゲームを進ませ、裏に隠された真の人質ゲームの面を描けるのか、ドバッシーの腕の見せどころ。2013/08/20
プリムローズ
9
ほぼ全滅の生贄のジレンマと違って死亡予定者がたった十人か、とほっと安堵し、そんな自分に全力で「いやいや反応、おかしいだろう!自分。」と突っ込みしてしまいました。 2013/08/01
coco夏ko10角
8
完結してからまとめて読むつもりだったのに買ってしまった。。。今回のデスゲーム・人質のジレンマはなんと関係者750人以上!すごい人数だ。必要な生贄の10人からちょっと減ったけどどうなるんだろ?それに生贄をちゃんと人数分捧げても「終了~解放~ばんばんざい~!」ってならなそうな予感。「生贄のジレンマ」ほどじゃないけど面白い。でもやっぱり続けて一気に読みたかったなぁ。「生贄のジレンマ」が実写になるからとりあえず上巻だけでも発売、ってことなんだろうけど、来月の新刊一覧にのってないし続きが読めるのはいつなんだろう…2013/06/26
東西
7
生贄のジレンマあたりから作風が変わり、楽園島からの脱出につながっていく作品というところから それぞれの立場を代表するようなキャラがいて、主張がぶつかり、こじれていく、と さて、犠牲は何人まで出るのか…2015/05/12
晦夢
7
人質ゲーム。百人の人質、そして十人の自殺志願者。極限状態での死をかけたゲームが始まる。こういうゲームの話、大好物。非常に人間の浅ましさと集団心理の怖さがあるよね。さて、下巻へ。2014/03/18
-
- 和書
- 年中行事御障子文註解