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内容説明
ついにカザンの町への入植を許されたクースラたち。鍛冶屋組合の少女イリーネと共に、グルベッティの町を出る準備を始める。しかしその最中、ウェランドが、“錬金術師ではない”という疑いを掛けられ、入植団に加われない危機に陥ってしまう。最初は放っておくしかないと思っていたクースラだが、「仲間を大事にしたい」というフェネシスの熱意に打たれ、ウェランドを助け出す決心をする。そして、“自分たちが錬金術師であること”を証明する方法を探り始めるのだが、これがなかなか難題で―?眠らない錬金術師と白い修道女が贈る本格ファンタジー、シリーズ第3弾。
著者等紹介
支倉凍砂[ハセクライスナ]
ライトノベル作家。1982年12月27日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
57
イリーネを助手に加え、新天地カザンに向かう旅の準備・出発する巻。クースラはフェネシスの懇願通り何でも助けていたらキリがないとしながらも、結果的にはウェランドを助け、流浪の民の行為を見逃しました。意地を張るクースラでしたが、実はフェネシスがそう仕向けるよう演技していたことが判明。もっと成長して欲しいと思いながら、現時点では守るべき相手だと思っていたのに、いつの間にか嵌められていたとは、クースラも複雑だったでしょうね(苦笑)そんな今回はしてやったりな、クースラの相棒を目指すフェネシスがとても可愛かったです。 2014/01/09
Yobata
54
偽物ながら精密なダマスカス鋼を錬成することに成功しカザンの植民に選ばれたクースラ達。カザンへの入植の際に流浪の民の黄金の羊伝説を探れと命令されていたクースラの前にウェランドが手を出した貴族の女に見初められ町から出られなくなるという事態が起こる。錬金術師だと証明しろと難題をふっかけられクースラは自業自得だとほっとくがフェネシスは頑なに仲間を救えといい…。今回はウェランド回…のようで、クースラとフェネシスが初めて本気で対立した話。「利子」という名が付けられた生き方をして来たクースラが守ろうとするフェネシスに→2013/08/30
た〜
43
今巻はウルちゃん成長記、それは良いのか悪いのか? 意外な、でも実はそうあって然るべき特技を見せて得意になっているところは可愛かった。ラストは一気に波乱に突入の予感2016/09/10
中性色
38
これ、前作と立場とか強弱を変えただけかと思ってたがそうでもないようだぞ。しかし「俺には知らないことは知らないと認めて学ぶ勇気がある」というのはそのとおりで、ようは変に格好付けるなということ……なのか?しかし、あらすじにしてはウェランドの関係については割かし中盤あたりで終わったな。結婚を発表したときの三者三様には笑えたが。しかし最後に引きがあったけど、それがどう発展していくかね。個人的にはイリーネが好み。2015/12/31
チェシャ猫
36
フェネシスが2巻から成長する話。であってるのかな??クースラ あれは恥ずかしいだろうなという終わり方。さて 次はどうなる。ところでなんでウルちゃんという呼び方になるんだろう・・・。2014/02/07
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