内容説明
生活者が「笑い」に精通する今。彼らに訴求するには、企業はニュースを「ネタ振り(ボケ)」に、「ツッコミ」でリアクションする必要がある。「お笑い」をヒントに提案する、生活者を相方にした新しい企業コミュニケーション術。お笑い&ネットの達人との対談も収録。
目次
第1章 笑いのプロからコミュニケーションを学ぶ
第2章 広告は「芸」をできているか?
第3章 「ツッコミュニケーション」とは何なのか?
第4章 日本よ、これが「ツッコミュニケーション」だ
第5章 いいリアクションを決めるために
第6章 マス広告と「ツッコミュニケーション」
著者等紹介
タカハシマコト[タカハシマコト]
1975年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業後、株式会社博報堂に入社。エンゲージメントクリエイティブ局コピーライター。震災後の自粛ムードの中、東北の日本酒でお花見を勧める活動「ハナサケニッポン」を立ち上げ、2012年カンヌライオンズPR部門銀賞を受賞。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。TCC審査委員長、ACCラジオ部門銀賞、スパイクスアジア広告祭銅賞など受賞多数。「瞬刊!リサーチNEWS」編集デスクを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あとーす
1
2015年12冊目。二年くらい前の本だけど、今でも通用すると思う。めちゃくちゃ面白かった。SNSアカウントを運用する人は絶対読むべき。広告は凄いというか、凄い広告というものがあるんだということを再認識した。2015/04/11
tomatopokets
0
この本をもとに世界を広げられる。お笑いに言及して話を進めているところが分かりやすく、面白かった。公私混同ではなく公私統合という考え方、これから役に立ちそうだと思いました。2013/11/25
AK
0
広告側がボケる(ネタふり)をすることによって、消費者に突っ込ませ興味を持たせるという広告手法について、前半は漫才について後半はネット上で成功したツッコミュニケーション事例についてまとめたもの。本の文章も読者に突っ込ませることを狙って書かれていてサクサク読める。ただ日本で公私統合は広がらないだろうなあ……。あとリーマンが匿名ってよりも日本のネット社会がそもそも匿名社会だから、企業の名前を借りて(とか一員で)発言するときも色んなブレーキかかってしまって、面白いこと言えるのは一握りだろう。2013/07/05
Yui Nakamura
0
このタイトルに釣られて買ってしまった僕も、ツッコミュニケーションの餌食ということですね。2013/06/07