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内容説明
『一端覧祭』の準備期間は終わり、本番の時を迎えた。学園都市に、楽しげな人々の喧騒と賑やかな雑踏の音が響く。そして、同じ頃。街の裏側で起きている『事件』も、始まった。アレイスターの本拠『窓の無いビル』から彷徨い出た『不死の少女』フロイラインを巡り、怪物達が集結する。魔術と科学の組織『グレムリン』からは、霊装製造者マリアンと雷神トール。魔術サイドからは、『聖人』ブリュンヒルドとシルビア。学園都市からは、『超能力者(レベル5)』一方通行(アクセラレータ)、麦野沈利、そして御坂美琴。さらに、もはや『ヒト』の枠を超えた垣根提督。あらゆる“最強”が同時多発決戦を起こし、怪物達が巻き起こす嵐は『一端覧祭』開催中の学園都市を包み込む。その中で。重傷を負った“最弱”上条当麻が、フロイラインを追って走る―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
49
一端覧祭当日、フロイラインを巡り戦闘が激化する。上条はバードウェイ,トールと御坂美琴は聖人二人と激突する。その最中、一方通行の前に自己の肉体を修復させた垣根帝督が再び牙を剥く。脳を捕食する機能が目覚めたフロイラインは果たして誰の手に…?人数多いから話が飛ぶのは前からだけど今回もよくまとめてあったと思う。でも垣根帝督はくどかった…ムシキングは笑えたけどwバードウェイお兄ちゃん萌えだったんだねwてか一端覧祭の描写なくね??文化祭での美琴ちゃんぶりが見たかったのに…wでもいい女啖呵は良かったよw2013/01/13
ショウヤ
34
新約になってから久しぶりに面白いなー!って思った!やっぱり禁書はバトルしてないとね!一通さんvsていとくんやら美琴&トールの雷タッグvs聖人タッグやら、熱いカードが多数あって良い。横文字キャラ多すぎて誰が誰かわからなくなってきたから、もう一回新約1巻から読みなおしてみようかな。2013/01/21
KASAO
33
魔術と科学のトップクラスたちによって行われたドンパチに圧巻。その中に、人間とは?心とは?というテーマがあった気がする。バトルにも見応えはあったけど、個人的には能力の被造物であるカブトムシ05が抱く、兵器としてのアイデンティティの自問自答の方にグッと引き寄せられた。能力の限界を超えて、自らのコピーまでも生み出せるようになった垣根提督。その主導権が奪われる場面は、何だよそりゃあ、と思いながら作品中で一番興奮していた。壊す心より、守る心が勝つ。何だかんだで登場人物たち同様、自分もそういう物語を信じたいんだと思う2013/01/13
ソラ
32
てんこ盛りな6巻。主役のインデックスさんは???(笑)話が分かりにくいから相関図みたいなのも入れてほしいな2013/01/14
謡遥
30
色々思う所があるけど全部ぶちまけ。カブトムシ05の『たとえ何かの間違いから始まったものであったとしても』とか、『信じるよ』と断言する上条さんとか、『死者を綺麗に終わらせるために』という麦野さんとか、『ホントは危険な事をして欲しくないとか何とか思っていたって、それでも背中を叩いて送り出してやるのが良い女ってヤツよ!!』と啖呵を切る美琴さんとか、格好いい。そして何気に上条のついたサンドリヨンさんへの嘘が気になったり。黒垣根さんが終わってくれてひとまず安心(利用はされそうですが)。提督いうと艦こ(ry 2013/12/02