内容説明
「老いを迎える」とは如何なるものか、「死と向き合う」とは如何なることか。墓を決め遺言書も書き身辺を整理して死ぬ準備はしたものの、乞われれば番組やステージで歌って踊る、こけつまろびつ迷い戸惑う93歳の老境の日々から見えてくる、「老い」の本質と現実。
目次
第1章 想定外の晩年(アンパンマンの遺書について;ボチボチ墓地 ほか)
第2章 狼爺さん(くだらない願い;巨匠にはなりたくない ほか)
第3章 老いるショック(最後の一冊;口述筆記 ほか)
第4章 ああ!少年は老いやすく(老年スベリ台;幸福な死に方 ほか)
著者等紹介
やなせたかし[ヤナセタカシ]
1919年、高知県生まれ。漫画家、童話作家、詩人。日本漫画家協会会長。東京高等工芸学校図案科卒業。73年、月刊絵本「キンダーおはなしえほん」に「アンパンマン」掲載以降、人気シリーズとなり、88年から日本テレビ系にてアニメ化。童謡「てのひらを太陽に」の作詞家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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