電撃文庫 竜と勇者と可愛げのない私〈７〉

志村 一矢【著】

アスキー・メディアワークス（2012/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 232p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048868136
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

魔王と対決するため魔界へとやってきたアンジュたち一行を、二人の魔王の娘、クリームヒルトとイングヴェルデが待ち受ける。彼女たちはアンジュたちとの戦いに、魔王の超戦闘体バハムートを勝手に持ち出し、その結果バハムートを暴走させてしまう。このままでは魔界そのものが消滅するというとき、魔王メイ＝ヘムが現れる。とんでもない状況で、ついに対峙したアンジュたちと魔王メイ＝ヘムは！？そしてとうとう、アンジュがレックスに…！？物語は終盤へと突入！大人気、新感覚ファンタジー第７弾。

著者等紹介

志村一矢［シムラカズヤ］
第５回電撃ゲーム小説大賞“選考委員特別賞”受賞後、受賞作『月と貴女に花束を』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

魔王登場という事で盛り上がるのかと思ったら微妙に盛り上がりに欠ける展開だったかな。せっかく竜騎士になったのにこれといった見せ場が無かったのは残念。魔王は脳筋だけど王としての能力も非常に高い良キャラだっただけにもう少し違う使い方した方が良かったような気がします。魔王の娘が暴走してそれを止めるのに丸々１冊は使いすぎじゃないかな。まぁアンジュとレックスが両想いになる展開は良かったのが救いかな。残す所あと１冊なので最高のラストにしてくれることを期待。

2014/04/10

[かすてら]

２人が両想いになれたのは素直にうれしいね。２人がいちゃついてる間にイングさんが手遅れになってたら洒落にならなかったけど（笑　次を楽しみに待ってます。

2012/09/09

[NullPoEx]

アンジュの思いが伝わって良かったですね。しかし、アホタレはアホタレなのか。笑ってしまいました。 今回は他人のために極限まで頑張って、壊れてしまった人達の話だったので私好みのいい内容でした。 ちょうどいいところで終わっていたので、もしかしたらこのまま完結なのかと思いましたが、ちゃんと続くようなので安心しました。 でも、次回で最終回か。期待しています。 気に入ったキャラ：クリームヒルト。気に入った挿絵：149P。お気に入り度：★★★★☆

2012/08/13

[無銘]

魔界に突入。怒濤の展開で、まさか魔界崩壊の危機とか魔王と共闘とかやっちゃうとは驚き。魔王のキャラとステータスにも驚いたがな。魔王なのに魔法の素養ないのかよ！ おかげでバトルのMVPがアンジュというまさかの展開。なんかもう巨大ロボットものの様相を呈してきたインフレバトルだったけどね。あまりにも出し惜しみなく力を使っちゃうから不安になるが次で完結。期待して待ちます。あ、レックスとアンジュはおめでとう。これまでの積み重ねが感じられる嬉し恥ずかしな実に良い告白シーンでした。

2012/08/20

[カインズ]

【生身の戦いの方が良い】★★★☆☆　魔界での戦いが描かれる巻。戦闘のほとんどが超戦闘体によるものでした。超戦闘体は、作品の雰囲気に合っていないし、イラストも描かれていないので要らなかったように思います。そのため、戦闘の描写はあまり面白く感じられず。恋愛方面は文句なし。甘々な空気の中でもそれなりの冷静さを持っているアンジュが実にらしい感じ。魔王との決戦は、緊迫した物になりそう。

2012/08/18