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内容説明
「ここは…どこだ…?」目を覚ますと、キリトは巨木が連なる森の中―ファンタジーの“仮想世界”に入り込んでいた。手がかりを求めて辺りを彷徨う彼は、一人の少年と出会う。「僕の名前はユージオ。よろしく、キリト君」この仮想世界の住人―つまり“NPC”である少年は、なんら人間と変わらない感情の豊かさを持ち合わせていた。ユージオと親交を深めていくキリトの脳裏に、とある過去の記憶がよみがえる。それは、子供時代のキリトがユージオと一緒に野山を駆け回っている記憶だった。そしてそこには、ユージオともう一人、金色の髪を持つ少女の姿があった。名前は、アリス。忘れてはいけないはずの、大切な名前だった。ウェブ上で最も支持を得た超人気エピソード登場。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろり - しろくろりちよ
87
キャラクターコンバートではないという部分では、本当の意味で新章突入。ますます仮想現実と現実の境目が曖昧になる。作り変えられる過去の記憶、全く区別のつかない空間、人間と何ら変わらないNPC。キリトは事情を知らずにその世界に放り込まれるけれど、適応力の高さはさすがゲーマー。チート設定はなくなってもSAOでかち得たもの全てを失くしているわけではなく本当の力が試される状態。取り残されたアスナはどう出るのか、そちらも気になるところ。まだ始まったばかりの新章なので、次巻以降に期待。2012/08/01
まりも
64
再読。アリシゼーション編開幕。現実世界と疑うほどの仮想現実。キリトは直前の記憶を無くした状態で「アンダーワールド」と呼ばれる仮想現実に入り込む事になる話。さて、途中でギブアップしたアリシゼーション編に再挑戦する事になりました。今回は新章の導入部ということで、話自体に大きな盛り上がりはありませんが随所にワクワクさせる要素を入れておく辺りは流石の一言。映画を見てからこれを読むとより楽しめる感じがしますね。冗長なので読むのが若干シンドかったけど、これからが期待できる内容でした。次巻も早めに読む予定です。2017/04/07
Yobata
61
次の世界は、ソウル・トランスレーターという新技術のVRMMOの世界アンダーワールド。ラフィンコフィンの最後の一人によって死の淵に立たされたキリトが目覚めたのがこの世界。今回のコンビはついに女の子でなく男の子。名前はユージオ。幼馴染のアリスを助けに行く物語。途中まで何じゃこりゃ状態続くが、まだまだ物語は始まったばかり。これからどのようになるか?今回は若干アインクラッドのチートが入っているが、一から鍛えていく初めてのストーリー。アリシゼーションは長くなりそうな予感。2012/07/23
佐島楓
59
謎が謎を呼ぶ新章。この一巻だけじゃわけわからんな、次読むか、となる構成がすばらしいですね。しかしこれでようやく全体の三分の一か。モチベーションは維持されている。2023/01/10
海月
58
GWはラノベ祭り…にする予定が4日かけてやっと一巻(笑) 半年ぶりくらいのSAOです。ようやくキリトの新章となりとてつもなく長い話のスタート編となります。相変わらず話の作り方がうまいです。基本自分は異世界やファンタジーと名のつくラノベは読まない派だったんですがSAOのお陰で世界が広がりまくりです。 ともあれこのアンダーワールドが始まったので今後はコンスタントに19巻まで読み続けますかね(笑)もちろんもう積まれてるのでコツコツ読み続けます☆2021/05/04