「自衛隊のイラク派兵差止訴訟」判決文を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048850162
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

内容説明

イラク派兵は憲法違反だという判決が出たことを知っていますか?歴史的な違憲判決を誰にでもわかるように徹底レクチャー。

目次

「自衛隊のイラク派兵差止等請求控訴事件」名古屋高裁違憲判決(全文)
1 なぜわれわれはこのような裁判を始めたのか?(始まりのきっかけは何だったのか?;誰もが参加できるようになったこととは?;一審ではどう闘ったのか?)
2 この判決文には何が書かれているのか?(初歩的だけど素朴な疑問;一言一句に意味がある判決文を読み解こう;事実認定が明らかにするイラク戦争の実態とは?;政府答弁から導き出された違憲判決;「平和的生存権」の使い方)
3 未来に対してこの判決文はどんな影響力を持つのか?(この判決は誰に向けたものなのか?;この判決の意味をもう一度考えてみよう)

著者等紹介

川口創[カワグチハジメ]
1972年埼玉県生まれ。2000年司法試験合格、2002年弁護士登録。現在名古屋第一法律事務所所属。自衛隊イラク派兵差止訴訟名古屋弁護団事務局長。愛知県弁護士会では子どもの権利委員会などに所属している

大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。まんが原作者。中高生に自分の言葉で「憲法前文」を書くことを呼びかける「護憲」の方法を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ELW

1
 傍論とくさすのが間違っていることを知った。国側が原告の適格性を一貫して問題にしていながら、反論の機会が与えられなかったとしているのも恥ずかしい。瀬木さんの著作を読んだばかりなので、高裁の裁判官達の行く末が気になります。2015/02/22

さなぎ

0
恥ずかしながら、この裁判の判決がこれほどの内容で、それに対して大きな反響があったということを知りませんでした。そして、大塚英志氏がこのような活動をしていることも知りませんでした。憲法を守るというのが形骸化していると感じる昨今、このように地道に憲法違反を問い、それに答える裁判官もいるという事実は、勇気をもらいました。そして、朝鮮特需の頃から、戦争に加担しているという史実を日本人は受け止めて平和国家について考えて行く必要があると思いました。2023/06/18

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