出版社内容情報
虫や小さきもののいのちに向ける眼差しがよびおこす多彩な詩情。
【目次】
内容説明
全歌集刊行後、初!炉火純青の新歌集。虫や小さきもののいのちに向ける眼差しがよびおこす多彩な詩情。
目次
生姜のかをり
まひまひつぶろ
唐辛子
冬の入口
引き算の家
沈みゆく地球
秋の孤宴
アスパラの芽立するころ
虫が生まれる頃
地球の窪
へんなものたち
アンタレス
生きものの夏
霜を踏む
ウイルスの広がり
幻魚汁
いろいろな時間
石仏の庭
春はどこまで
コロナウイルスの日々〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あや
16
できたてほやほやの馬場あき子さんの最新歌集。2026年3月25日刊。7年前に夫君岩田正さんを亡くされ、コロナ禍の日々を経て詠まれる、独りのお暮らしとお庭にくる生き物や植物へのあたたかなまなざし、あるいは多摩川の情景へのお優しいまなざし。老いとも向き合いつつ、馬場さんは馬場さんらしく背筋を正して生きていらっしゃる。 この世のことどうでもよくはなけれども身のめぐりかをる初夏の花々/いくたびの夏ぞ沖縄は苦しむをなまくらの民なるわれのやまとぞ/山のなだりに夕日あたれり泡立草の金鈴のごとき花鳴りやまず2026/03/31




