忠臣蔵夜咄

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048837934
  • NDC分類 210.52
  • Cコード C0095

内容説明

浅野内匠頭が吉良を斬りつけた本当の場所とは。吉良を悪人に仕立てた大石の情報戦略。吉良の屋敷替えと普請をめぐる謎。討入りの費用はどこから捻出したのか。赤穂浪士は本当に忠君の臣だったのか―。『四十七人の刺客』で新たな忠臣蔵像を打ち出した著者が語る、知っているようで知らない忠臣蔵。井上ひさし氏、丸谷才一氏との鼎談、南条範夫氏、森村誠一氏との対談も併せて収録。

目次

忠臣蔵の詩と真実(忠臣蔵夜咄;四十七人目の男はなぜ“逃亡”したのか?;映画「四十七人の刺客」;元禄忠臣蔵と「命の重み」)
忠臣蔵を語る(鼎談 いまなぜ忠臣蔵か;対談 忠臣蔵の新しい読みかた;対談 激しく生きてこそ)
四十七士銘々伝

著者等紹介

池宮彰一郎[イケミヤショウイチロウ]
大正12(1923)年、東京都生まれ。静岡県沼津市に育つ。旧満州で現地召集され、およそ3年間の軍隊生活を送る。昭和27(1952)年、映画の脚本家として独立。以後、大手映画会社6社すべてで脚本家として活躍。代表作『十三人の刺客』『大殺陣』で京都市民映画脚本賞を受賞。平成4(1992)年、小説家としてのデビュー作『四十七人の刺客』で新田次郎文学賞を受賞。平成11(1999)年には『島津奔る』で柴田錬三郎賞を受賞
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

17
このような資料をいくつも読んで、歴代の忠臣蔵作家は作品を作り上げていったのか。内容を咀嚼し、自らの作品にどう生かすか考える。考えるだけで気が遠くなる。森村氏はトラック軽トラ十台分以上の資料を読んでから書き始めたという。何せ忠臣蔵は、日本はおろか、海の向こうのアメリカでもウケるのだ。題材自身が多くの人を惹き付け、認知度も高い。それだけ読者の要求も高くなる。作家にとってはこれほど挑戦しがいのある素材はないのだろう。2002/11/22

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