破綻国家の内幕―公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048837774
  • NDC分類 317
  • Cコード C0095

内容説明

税金(公益)を巧妙に還流させ、「票とカネ」「天下り」「企業利益」(私益)へと変貌させる政・官・業の“税金横領システム”―。頻発する事件や数々の批判にもかかわらず、その多くが合法的に存在し、あるいは狡猾に隠蔽され続けているのはなぜか。郵政事業、道路公団、農業土木など、徹底した追跡取材とデータ検証から、改革を阻む利権構造の深層に迫る。

目次

第1章 私利私欲の謳歌―天下り官僚の聖域(土地改良事業をめぐる利権構造;林業土木事業をめぐる利権構造;建設業保証会社をめぐる権益)
第2章 環流する票とカネ―集票運動の真相(特定郵便局長会の票とカネ;改革を阻む郵政コンツェルン;日本医師会と自民党の蜜月)
第3章 むさぼられる税―公共事業の闇(口利きビジネスの台頭;高速道路の利権構造)
第4章 露骨な利権争奪合戦―省庁再編の舞台裏(農水省改革の舞台裏;巨大官庁・総務省)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルヴナン

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必読。具体的な事例を引きながら、公共事業に巣食う腐敗の構造を詳らかにする。特別会計も病根は同じ、不透明さの中に不正な利権が生じる。秘密を暴け、隠し事話だ、明らかにしろ、全てを。2016/12/18

Hisashi Tokunaga

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P241 公共工事口利き事件の構図 平成14年以前には確かな手ごたえのある構図だったろうが、今ではリスクが大きすぎる。

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