出版社内容情報
捜査情報漏洩事件に痴漢…裁判官による前代未聞の不祥事が続いた。機構改革の必要性が叫ばれる中、立ち遅れてきたのが司法改革だ。裁判官、弁護士の実態を通し制度疲労を起している現行司法制度の深部を探る。
内容説明
司法に対する国民の信頼を失墜させる事件が続いている。事件の背景を探ると、戦後50年余りにわたって批判とは無縁だった法曹界の病巣が次々と浮かび上がった。政府の司法制度改革審議会は最終意見をまとめたが、真に国民のための司法を実現できるのか。第一線の記者が法曹界に巣くう病をえぐる迫真のドキュメント。
目次
1 捜査情報漏洩事件
2 悩める裁判官
3 弁護士は正義の味方か
4 司法修習
5 制度疲労