内容説明
筋ジストロフィーと闘いながら、生きることの意味、人を愛することの素晴らしさを透明な感性で綴った音楽家の感動ノンフィクション・エッセイ。
目次
1 四つ葉のクローバー(夢か現か;時は無情 ほか)
2 ペアリングの約束(天使が通った;不安と模索 ほか)
3 オーバー・ジ・オーシャン(おーい;カムバックへの挑戦 ほか)
4 シャイン(微笑みのプレリュード;ごく普通の親孝行 ほか)
著者等紹介
土屋竜一[ツチヤリュウイチ]
1964年、長野県佐久市生まれ。’75年、デュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断される。高校時代から作曲を手がけ、キーボード奏者として音楽活動を始める。その後、ラジオのDJや、講演活動も積極的にこなす。’85年に初のソロ・コンサートを開催。以後、シンガーソングライターとして、作曲・作詞、各地でのコンサートなど、音楽活動を展開。’98年、呼吸不全により気管切開、24時間の人工呼吸器装着の生活となるが、以後エッセイの執筆により、’99年、『出会いはたからもの』で第9回新風舎出版賞ノンフィクション部門・最優秀賞を受賞し、単行本化(フーコー/星雲社)。2000年、社会活動に積極的に参加し、障害者の自立に寄与したとして、長野県知事賞受賞。また、著者の生き様を描いたドキュメンタリーが、NHK『にんげんゆうゆう』をはじめ、数多く制作されている。信越放送の『いまを生きる・土屋竜一35歳』は、日本民間放送連盟賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。