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出版社内容情報
カレーはいつもわたしの傍にあった。銀行の昼休みに、〆切の前夜に、リハーサルの合間にーー。人生の苦楽をともにしてきたカレーを通して来し方行く末を見つめたカレー的人生論。
内容説明
戦後まもなく、生家の料理屋で食べたカレー。学生時代、試験勉強の息抜きに食べたカレー。銀行のお昼休み、支店の近くで食べたカレー。雀荘でレコード大賞を見ながら食べたカレー。大学に再入学して、週に一度は食べたカレー。五十数年の人生、いつも傍にカレーがあった。カレーをキーワードに自らの人生を振り返る。
目次
コンサートツアーを始める前に
甘いカレー
カレーライスで歌創り事始め
バンカー、シンガー、カレーライス
バイト先でも立喰いカレー
アメリカ留学、カレーのおかげ
カレーライス合併譚
レコード大賞より、カレーライス
カレーライスからミュージカル
病院のカレーは涙味
カレーより演歌への手紙
カレーライス的今昔考、二題
再び大学生、またまたカレーライス
カレーライスのごとき琵琶歌論
コンサートツアーの終わりに
アンコール
著者等紹介
小椋佳[オグラケイ]
1944年東京生まれ。東大法学部卒業後、日本勧業銀行(現、第一勧業銀行)に入行。大学時代に知り合った寺山修司との交友から、LPアルバム「初恋地獄篇」に参加。これを契機に銀行に勤務する傍らLPアルバムの制作を始める。布施明に提供した「シクラメンのかほり」が日本レコード大賞を受賞。ほかに中村雅俊「俺たちの旅」、梅沢富美男「夢芝居」、美空ひばり「愛燦燦」などヒット作多数。49歳で銀行を早期退職し、大学に再入学して学究生活を送りながら、ファミリーミュージカル「エルダ・アルゴ」や歌綴り「ぶんざ」の舞台制作を手がける。2000年10月スーパーベスト「デビュー」をリリース。2001年11月より2001年4月にかけて、「小椋佳30th Anniversary Concert」を全国64箇所で公演
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。