検察の疲労

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048836272
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

最強の捜査機関といわれる東京地検特捜部の神話が崩れつつある。検察全体の弱体化や捜査の暴走など組織の制度的疲労が叫ばれるなか、検察内部に何が起こっているのか。緻密な現場取材をもとに、その実態に肉迫する!

内容説明

戦後をいろどる数々の大事件を手がけ、「史上最強の捜査機関」の名をほしいままにしてきた東京地検特捜部。いまや、その特捜神話が崩れつつある。捜査権、逮捕権、起訴権という強大な権限が集中する検察の正義とは何か。企業・経済事件が多発し、犯罪がますます複雑・多様化する今日、制度疲労と組織の弱体化が問われている検察の内部で何が起きているのか。緻密な取材をもとに、衝撃の実態に初めて肉迫したドキュメント。

目次

第1章 最強捜査機関のレベル低下
第2章 無謬神話の崩壊
第3章 平和相互銀行事件の真相
第4章 ロッキード事件の幻影
第5章 法整備と組織の再構築
第6章 警察との関係と共同責任
第7章 検察官の責任と競争
第8章 検察の光と影―関係者の証言
終章 国民の視点からの改革を

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かも

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★★★★☆検察の権限、法律と民意の塩梅、司法制度について、警察と検察の関係、制度的な欠陥と課題、その解決策などが論じられている。非常に読み応えのある一冊。その業界に属さない自分にとっては、訴えられたり訴えたりしない限りは無縁な世界なので、知識として読んでおいてよかった。国会から井戸端会議まで様々なレベルで司法や訴訟が論じられる時、この本を読んでるかどうかで意見の深みが変わると思う。一読を強くすすめます。2017/04/09

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