内容説明
胸の奥にしまっていたふるさとへの、あふれる想いを届けたい。思い出の場所。あの人がいた町。生まれた土地…。ひとりひとりの大切な故郷。“母への手紙”から始まり第6回を数える福井県丸岡市が公募する手紙文コンクール「一筆啓上賞」。今回の「日本一短い手紙 ふるさとへの想い」には、海外から全国から寄せられた5万1432通の手紙が届きました。この中から選ばれた204篇の作品です。日本人のふるさとへの想いが伝わる手紙集になりました。
目次
一筆啓上賞―郵政大臣賞
秀作―北陸郵政局長賞
特別賞
「ふるさとへの想い」を読んで―審査発表会場にて
佳作
英語版「ふるさとへの想い」一筆啓上賞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
4
1999年初出。一筆啓上。ふるさとへの想い編。感情移入はないものの「ふーん」と思うものも。2022/04/06
ワカメちゃん。
2
図書館の福袋に入っていたよ。 くすぐられた手紙は3首。 「この町がどれくらい好きかと言うと、嫁に行ったのに帰ってきてしまったくらい」 「なーんもないとこやでぇ。ほんま、海と山しかないねん。…実はちょっと自慢。」 「母さんが留守で、里帰りした気がしない。ふるさとって、母さんのことだったんだ。」 ほんま、そのとおり。 お母さんがおらん家は、なんか家の中の雰囲気が違う。2016/12/29
澪標
0
良書。