内容説明
源氏物語を理解するための基礎知識を収録した事典。第１章では系図、梗概で人間関係、内容を把握しやすく、第２章では、国宝源氏物語絵巻解説、源氏物語有職図解辞典、源氏物語六条院図、内裏図、清涼殿図、源氏物語関係地図、第３章では、作中人物を５０音列排列した辞典、第４章では、光源氏と薫の年齢による年紀を立て、年表として整理した年立、第５章では、登場人物の各巻ごとの呼称を表にしたものを、第６章では、主要人物の作中和歌一覧と源氏物語主要人物詠歌数一覧を掲載。巻末に源氏物語主要注釈書ページ対照表付き。
目次
第１章 源氏物語系図および梗概
第２章 源氏物語図解
第３章 源氏物語作中人物事典
第４章 源氏物語年立
第５章 源氏物語主要人物呼称一覧
第６章 源氏物語作中和歌一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gatta blu
3
源氏物語の読解や鑑賞をより深めるために手元に置いておきたい一冊。挿絵や図解があるので、物語とは別の楽しみがある。2014/03/26
あいくん
2
☆☆☆☆第一章 源氏物語系図及び梗害概※第二章 源氏物語図解※第三章 源氏物語作中人物事典※第四章 源氏物語年立※第五章 源氏物語人物呼称一覧※第六章 源氏物語作中和歌一覧※源氏物語には多くの人物が登場します。「右近」という人物は何人かいますが、夕顔の乳母の娘で紫上や玉かずらの侍女を務めた女性はよく出てきます。弘徽殿女御と呼ばれていた人物は後に弘徽殿大后と呼ばれるようになり、別の弘徽殿女御が登場します。この他、軒端の荻、王命婦、大夫命婦、大夫監、雲井の雁、髭黒、木工の君などを調べました。 2014/02/23
.ふかみ
0
タイトル通りとは恐れ入った。ころころ変わる官職、同名の別人、突如重なったり重ならなかったりする時系列、その他わかりづらいところについてしっかりまとめてある。源氏物語を読む際にも便利だが、それ以上に「源氏物語創作必携」と表現したほうが的確だと思った。源氏物語の創作をするなら必ず手元に置きたい一冊。2020/09/13
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- 和書
- 楠木一族 〈上の巻〉
