内容説明
日本に住んで11年になる韓国人の著者が、日韓の恋愛事情のすれ違いから見出した、その背景にある両国の社会・伝統・文化の異なる素顔を浮き上がらせる。大ベストセラー「スカートの風」の著者が綴る、異色恋愛エッセイ。
目次
韓国の男は口説きの達人
韓国人処女信奉事情
「カカア天下」と「夫は神」
恋愛の技術と呪術
日韓恋物語の昔と今
キャリアウーマンの恋愛と結婚
激しく純愛、なんとなく純愛
男と女のいる風景
喜ばしい出会い
別れという名の旅立ち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
32
日韓の恋愛関係の相違を読み取る。海を隔てただけの2国が恋愛に大きな相違を見て取れるという。世界でも有数の整形文化を持つ韓国の背景。女性から男性の誘いは殆どない韓国で、美の装いに力を入れる事は当然という。恋愛を見る上でも韓国が儒教を根本においている国であることがわかるし、儒教で男女関係も変わってくると感じる。ここでは日韓の2国間の恋愛や結婚後の恋愛感情は語られていない。なんとも興味深い一書。関係ないが、この本を表す写真はアマゾンでは正しいが、bookmeter では関係ないものが添付される。2018/03/05
3月ウサギ
1
日本人と韓国人の恋愛、男と女の関係はまったく違う。韓国の友人の発言から、カルチャーショックを感じたが、想像以上!この本は出版されて時間が経っているので最近の風潮の詳細をわからないが、日本人にとっておそらく新鮮なスタイルになっているのだろう。2010/09/28