内容説明
日常に点在する微妙なズレのツボをおさえた42の緻密な掌篇。
目次
第1章 彼岸へ(雪の日に、爪を切りたがる人がいる;彼岸のゾーン;部屋の中がカンガルーくさい ほか)
第2章 いましがた壺をこわしたもの(垂れて私たちは彼岸へと行く;言葉は水滴のように零れた;ドーナツさん ほか)
第3章 私はただ見ている(石を投げる;子供たちの視線;あめがふりそうだったが、ふらなかったのでくもりだった;セピアの庭でさえも ほか)
-
- 和書
- 箏と箏曲を知る事典



