内容説明
古くから日本人に愛された望郷歌、若々しい匂いやかな恋歌、機才頓智が人気の歌、四季の風趣を愛で静かな情感をたたえた歌。王朝びとの風流、和歌の雅びを心ゆくまで堪能できる「百人一首」。私たち現代人にも通じる感懐をうまく掬いあげ、千年を歌いつがれてきた魅力の本質を、古典に造詣の深い著者が、新鮮な視点から、分りやすく、縦横無尽に語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ハチ15
3
田辺さんの古典の解説や見解が好きだ。 百人一首を歌った人達の家系や功績等々の社会科的な解説。古典の文法や当時の考えといった国語科的な解説。 それに加え、田辺さんのユーモアたっぷりの見解。 文系科目が苦手な私は、田辺さんの私見だけを楽しく拝読させていただきました(笑)2022/01/08
Sosseki
1
百人一首はカルタ取りや、高校で習ったが、意味を勘違いしていたのも多かった。どちらかというと、田辺聖子さんがどんなことを書いているのか知りたかったのだが、時代背景や人物関係が面白かった。百人一首の秘密も興味深かった。2022/02/02
てり
1
以前覚えた百人一首の記憶を維持するため手にとったが、歌の意味やら当時の背景やら色々に思いめぐらすと、やっぱりおもしろい世界だなと再確認できる。秋の歌も多く、いい時期に読めたと思う。1000年前の秋に思いをはせるだけでちょっと得した気分になれた。2018/10/28




