上着をぬいだ天皇

上着をぬいだ天皇

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048832137
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0095

内容説明

天皇は、庶民的なニュースに、おどろくほど通じておられる。皇室主催の園遊会のおりなど、その一端をなごやかに口にされ、陛下の行くところ、さわやかな笑いがわく…。そして、その情報源を「テレビで見ている」と、率直に明かされるという。天皇が世情に通じておられるほどに、我々は天皇のご日常を知ることが少ない。この情報のかたよりこそ、皇室と国民の距離を物語ってはいまいか。岩川隆が、庶民レベルで素顔の天皇に接近。彼をして知り得る部分、語り得る部分が、その距離を明らかにする。

目次

第1章 天機、ご機嫌うるわし(君は天皇を見たか;天皇の独り言;ゴルフはいかがでございますか;テレビで見ている)
第2章 八つ頭の味蕾(朝の食卓;天皇の台所;戦後初の宮中奉仕団;帝王とお酒)
第3章 黄金の御璽(“フグ問答”;陛下の血液型は;宮中トトカルチョ;象の肉はどんな味)
第4章 どうにかならぬか(御真影とマ元帥;対話と御下問;日本式にしましょう;初のご訪米―天皇晴れの日々)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん缶詰

1
本人は天皇に会ったことは一度もなく、傍で使えていた訳でもなく、その人々にインタビューもせず、今まで天皇家から出てきた逸話をまとめて、さらに自分の主観を述べた本だった。ノン・フィクションとするよりも天皇を語ったこの人のまとめ本のようなもので、冷静な第三者視点では書かれていないので非常に読みづらく、著者の思い込みなども多々織り交ぜられている。天皇はどういう人だったかというのを知りたかったのだが、著者が思う天皇を知らされる本だった。2022/02/11

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