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新解釈『おくのほそ道』―隠されていた芭蕉のこころ

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784048764254
  • NDC分類 915.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

300年来の通説をくつがえす画期的な新解釈!17世紀末の封建制・身分制社会で、芭蕉は世に抗いながら、密かに自由で平等な俳諧の座をつくった。度重なる芭蕉の書き直しをたどり、句文に秘められた真意を読み解くと、未来へ向かう芭蕉の姿が見えてくる。

矢島 渚男[ヤジマ ナギサオ]
昭和10年、長野生まれ。東京大学文学部日本史学科卒業。32年、「鶴」に投句を開始し、石田波郷に師事。波郷没後、「寒雷」に入会、加藤楸邨に師事。45年、森澄雄「杉」の創刊時に同人参加。平成6年、俳句結社「梟」創刊、主宰。句集に『梟』『延年』(俳句四季大賞受賞)『百済野』(芸術選奨文部科学大臣賞受賞)『冬青集』(蛇笏賞受賞)など。俳書に『蕪村の周辺』『俳句の明日へ』『俳句の明日へ2‐芭蕉・蕪村・子規をつなぐ』などがある。

内容説明

度重なる芭蕉の書き直しの過程をたどり、句文に秘められた真意と芭蕉の作者像に迫る。300年来の通説をくつがえす画期的な新解訳!『おくのほそ道』を愛するすべての人におくる「目からうろこ」の一書。

目次

旅立ちまで―そゞろ神
出発―魚の目ハ泪
室の八島―曾良登場
日光山麓―仏五左衛門
日光―一天にかゞやき
那須野―少女かさね
黒羽―浄法寺なにがし
雲巌寺―きつつき
殺生石―遊行柳・馬ひきむけよ
白河―関の晴着〔ほか〕

著者等紹介

矢島渚男[ヤジマナギサオ]
1935年長野県小県郡丸子町(現・上田市)生まれ。東京大学文学部卒。石田波郷、加藤楸邨に師事して句作。「鶴」「寒雷」「杉」の同人を経て、1994年より俳誌「梟」を発行。句集『百済野』で芸術選奨文部科学大臣賞、『冬青集』にて蛇笏賞を受賞。俳文学会会員、読売新聞俳壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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るい

2
原本の加筆修正などを鑑みながら、新解釈に挑む一冊。場面ごと、俳句ごとに詳しい解釈が載っていて、とても勉強になる。さまざまな角度から俳句を捉え、読みを深めていきたい。2018/08/10

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