グーグーだって猫である 〈6〉

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784048742498
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

40
《kindle》1〜6巻まで一気読み。大島弓子と猫たちのマンガエッセイ。30年以上前の学生時代から大島弓子作品の大ファンだった私としては、かねてからこのグーグーシリーズには懐疑的で、ひとり「あの頃のような大島弓子作品はもう生まれないのだなあ」などと嘆息していた。しかし、この年齢となり、やはり大島作品の全てをきちんと読んでおくべきと思い直し手にとった。結果、大島作品のエッセンスは作品の中にしっかり凝縮されていた。むしろ若い頃の作品とは違った自然でやわらかな魅力に溢れていた。やはり大島弓子は稀代の作家だった。2018/12/22

ぐうぐう

23
これは読者の勝手な思い込みなのだが、この手の漫画は終わらないものだと考えていたので、最終巻というのが信じられなかった。あまりのショックに、購入して数ヶ月、読む気にもなれなかったのだ。でも、いざ読んでみて、ラストエピソードに描かれた出来事があったのであれば、なるほど、完結にも頷ける。それにしても、連載から15年、共にグーグーを眺めてきた読者にとって、大島家の猫達は、とても他人ではなくなってきている。大島弓子の一喜一憂は、まさしく読者の一喜一憂だったのだ。 2012/01/23

nonicchi

17
タイトル通り、この作品はグーグーにはじまって、グーグーで終わるのですね…涙がとまりませんでした。大島家で唯一、お店で買って来た猫。どんなに新入りが増えても友好的で悠然としていて、あれだけ沢山の猫を一緒に飼えたのも、グーグーあってこそと思います。今は他の猫達がグーグーのしぐさを真似たり、そっくりな声で鳴くんだとか。慕われていたのですね。グーグーにありがとう、と大島先生と猫達がどうかつつがなく、楽しく暮らせますように。2013/01/22

*asami*

16
どんどん増え続ける猫たち。庭に来る野良も合わせるともう訳がわからん!笑 きっとトラブルは絶えないだろうけど、大島さんの猫たちへの愛はひしひしと伝わる。命あるものいつかは来てしまう最期。「ここんちでよかったよ」と思ってもらえたなら最高に幸せ。2015/03/14

小鈴

14
温かい静かな最後。サバの死の喪失感と比べてグーグーの死に対して穏やかなのは、気性の優しいグーグーが他の猫を受け入れて、大島弓子に沢山の仲間を残したからだろう。2011/09/28

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