内容説明
この男、純真なのか、ただの子どもか―!?超理系な美貌の数学者と、一生懸命で空回りな新米女刑事が人間の心の深層を数字で暴く、前代未聞の取調べエンタテインメント。
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒。2003年『赤い隻眼』(文芸社)で本格デビュー。主宰する演劇ユニット“シン×クロ”では、著作を中心に舞台をプロデュース。活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
140
借り本。サクサク読める。が、それ故に深みは感じられない。主人公の御子柴の異能には感じるものがあったが、あんまり面白くなかった。次は読むかなぁ。★★★☆☆2016/07/12
そのぼん
80
相変わらずこの作家の作品はキャラが濃いですね。読みやすい文体ってこともあって、なかなか作品の世界に入り易かったです。最後まで読んでみると、続編が出来そうな予感がしました。2011/10/27
扉のこちら側
72
初読。2015年969冊め。カドフェス2015。日頃我々が意識していない事象を確率的にプロファイリングするというのは面白い。ただ八雲シリーズと違って、主人公の御子柴にあまり親しみを感じられず。チュッパチャプスとかサングラスとか、キャラを立たせようとしてやっている感じ。そして民間人が警察に協力するのはミステリ作品では多いけど、警察が御子柴に協力を求める理由もちょっと弱い。2015/08/12
Penguin
53
初読みの作家さん。キャラが濃く、半分位で犯人がわかってしまう為好みは分かれるかも知れないが、読みやすく数学の説明もわかりやすかった。 八雲シリーズは読んだことないが、読んでみようかと思った。2012/01/14
とも
51
★★★数的推理で殺人事件を解決していく発送には面白みはあるものの、内容は薄い薄い。とはいえ、久しぶりに数学を勉強し直したくなってきた。2014/11/06