鍵のかかった部屋

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048742245
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

自称・防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)榎本と、美人弁護士(実は天然!?)純子のコンビが、超絶トリックに挑む!貴志祐介にしか考えつけない、驚天動地の密室トリック4連発!密室ミステリの金字塔、ついに登場。

著者等紹介

貴志祐介[キシユウスケ]
1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格‐ISOLA‐』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、100万部を超えるベストセラーになる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、2008年『新世界より』で日本SF大賞、2010年『悪の教典』で第1回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

194
シリーズ第3弾です。前作と同じ連作集でしたが、インパクトのある作品と、印象の薄い作品とに見事、別れてしまう内容だったのは少し残念でした。回(作品)を追うごとにトリックが良くも悪くも複雑化していき、だんだん読むだけでは理解が難しくなってきました。青砥弁護士のキャラも少し暴走気味?で、ときおりイラっとさせられてしまいます。今回の第3弾では正直、いらないキャラになっていなくもなかったと感じました。いずれにせよトリックを明確に理解するためにドラマDVDをレンタルして、改めて観直すことにします。 2013/08/25

文庫フリーク@灯れ松明の火

166
密室専門弁護士&防犯コンサルタントシリーズ3作め。表題作はガリレオ彷彿させる密室。前作最終章で笑いに走った貴志さん。この作品の最終章で、走りが板についてきたような。愛情込めてこのバカミス〔密室劇場〕が最もインパクト有り。たぶんボクサー?シュガー・レイにマービン・ハーグラー、トマス・ハーンズ。美貌の青砥弁護士も天然たれ流しに拍車がかかり、異色な貴志さんシリーズはこの先も楽しみです。2011/11/25

ひめありす@灯れ松明の火

140
密室トリック限定の短編集。一話目は時間×物質的トリック。『戯言』で読んだ事があったのでなんとなくこんな感じかな~と、途中で推理できました。二話目は『悪の教典』の蓮見先生ばりのおっかない理科の先生が登場するお話。一番好み。美樹ちゃん頑張れ!!と思う。これからはちょっと駄目な叔父さんを叱咤しながら、逞しく生きていってほしいと思います。三話目は冒頭で全部わかったはずなのに全然気が付かなかった。悔しい~!!四話目は何だろう。よくわからないうちに終わっちゃいました。こんなん書けるのね、って言うのが一番の感想かも。2012/08/31

しろいるか

136
本当はドラマに合わせて読みたかったけど、思いの外図書館の行列が長くて今頃に^^;“小柄で色白(ん?)”な榎本径=大野智でしっかり脳内変換されてました。『佇む男』『鍵のかかった部屋』『歪んだ箱』『密室劇場』の4編。ドラマ同様、犯人はおおむねすぐ判明して、あとは密室トリックを解くハウダニット物。青砥純子が思いつきで自分の浅い推理をひけらかすのはドラマの芹沢と一緒。『密室劇場』はドラマよりコミカル。また、『鍵のかかった部屋』の高澤のエピソード(カラスやホームレス)がちょっとハスミンを彷彿とさせて怖かった。2012/11/06

くりきんとん99

128
残念。シリーズものだったんだ。気づかずに初めて読んだこのシリーズ、読めなくはないけど、青砥弁護士と榎本の関係は、きっと前作を読んでた方が楽しめたんだろうなぁ。今作は、短編四作。全て密室トリック。どれも良かったけど、トリックが想像しにくかった。挿絵があって助かった。好きなのは表題作。さあ『ガラスのハンマー』『狐火の家』読まなくちゃ。2011/09/03

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