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我、天命を覆す―陰陽師・安倍晴明

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048740807
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

陰陽師として類い希なる力を持っている安倍晴明。ある日、押しかけ親友、榎の誘いで賀茂祭を見に行った彼は、牛車の暴走に巻き込まれた橘の姫を助ける。ところが彼女は、底知れぬ力をもった化け物に憑かれていた。外つ国からきたという、その化け物を倒すため、晴明は十二神将を使役し、式神として戦おうとするが―!?累計四百万の部数を誇る「少年陰陽師」シリーズの著者が放つ新説・安倍晴明伝。

著者等紹介

結城光流[ユウキミツル]
東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

61
人と化生のあいだに生まれた安倍晴明。陰陽師として類い希なる力を持っていた彼には貴族から依頼がたえない。ある日、賀茂祭を見に行った晴明は、外つ国からきた、化け物と鉢合わせするが――!? 「陰陽師・安倍晴明」シリーズ第1弾。「少年陰陽師」で主人公昌浩の爺様である晴明さんの若かりし頃のお話。少年陰陽師で主人公と共に戦ってくれている十二神将の面々を、如何にして従えていったか、後晴明さんの奥さまにあたる若菜さんとの出会いと事件について書かれています。いつも昌浩のことをちょいちょいいじくる狸じじい、ってイメージが定着2017/08/10

りか

38
こういう晴明も好き。少年陰陽師は一巻だけしか読んでないので、うろ覚えだったけど、繋がってる感が良かった。ただ、十二神将を下していく件が長くて、単調だったのでちょっと疲れた。そこがメインなのかもしれないけど、長さの割には意外とあっさり下っちゃう辺りにハラハラ感が無くて残念だった。2014/01/23

はる

33
仮にも神の末端を式神にするのは無茶なのに。 すごすぎますよ! 晴明様のお力でも最初は弱い力しか出せなかったんですね 面白かったです!2013/11/29

のほほん@灯れ松明の火

30
昔の若かりし頃の孤独でやけっぱちな晴明が、なんだかとっても新鮮でした。 今では息子に孫に十二神将に囲まれて、みんなに心配されて愛されるお祖父さんですから。本編も読み進めたいですが、こういう晴明の昔のお話しもいいですね。 2010/09/06

七月せら

21
〈再読〉あの「じい様」安倍晴明の若かりし日、十二神将、そして若菜との出会いの物語。『少年陰陽師』がだいぶおぼろげな記憶になりつつありますが、これ単体でも十分に面白いお話です。人でなく妖でもない狭間に生きていた晴明にとって、岦斎や若菜から向けられる真摯な心、十二神将達から課せられた試練は己を見つめ直す大きな転機となりました。晴明と神将達がこれからどんな道を歩んでいくのか、楽しみです。2017/04/28

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