内容説明
変幻自在、地上の夜を照らす神秘の星。心に沁みる、月の風景、月のことば。時の移ろいとともに、さまざまな表情を見せる月。ロングセラー『宙の名前』の著者が贈る、天空の叙事詩。
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月に想う本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや@灯れ松明の火
69
いつもそばにいる、ふれられないけどちかくに。蜘蛛の巣のように張り巡らされた桜の枝に囚われる宵の上弦。留め置けないと解っていても、この一刻をもうすこしだけ。いつもみつめている、かたちをかえてほはばをかえて。猥雑なネオンを見下ろす三日月は伏せた瞼か吊り上げた口角か。ふりさけ見れば遥かに遠く高く、この喧騒も届かない。ねえ、こっちをみて。春は淡き紗を纏い、夏は熱の名残に火照り、秋は豊かな実りを寿ぎ、冬は身を研ぎ澄ます。不機嫌そうに膨れて、困ったみたいに萎れて、咲き綻ぶように笑って。つかのまでいいから、みとれて。 2013/11/05
宵待草
54
天体写真家:林完次の『宙の名前』や本書『月光』は、特に予定が詰まり気味の時に、私がゆったりと頁を捲りたくなる書籍たちです。 古より人は、月に様々な心持ちや、恋心を託して来ました。 梅雨明けも近く此れからは、本書の第二章『夏の月』が、観られる時季の到来です。 林完次の見事な撮影技術に依り、四季折々の月の表情が、麗しい写真に仕上がっています。 月の名前の由来や、和歌や俳句や、童話などが添えられています。 ⇒続く https://youtu.be/MVvWth_DtOA?si=ZtT3mXpZEl8fEVBC2026/07/08
けんとまん1007
48
月。太陽とは異なるもの。独特の感性を呼び起こされる存在。そんな月を通して、日本語の豊穣さを再認識。午前2時頃の月夜を想い出す。2021/06/19
姉勤
38
月にまつわる慣用句、熟語とともに四季折々の月景を集めた写真集。古今、和漢の詩を添えて。霽月せいげつ(雨後に照る月)ちょうど読んでいた小説に出てきて覚えてしまった、縁。2016/11/04
yupi
33
月の写真が、とてもとても綺麗。そして月にまつわる言葉、日本語の美しいこと!!素敵です。何気無く借りた本ですが、手元に置きたくなります。今夜のお月さまは、どんな風に見えるかなぁ♪2014/09/02




