はなたちばな亭らぷそでぃ

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048739931
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

手習い小屋「たちばな堂」のお久さんは、かわいくかしこくお間抜けな、町内一の人気者。言い寄る男にゃ気づきもせずに、犬と狸に情をかけ、下手な三味線爪弾けば、今日もご近所大騒動。

著者等紹介

澤見彰[サワミアキ]
1978年埼玉県生まれ。大学で日本民俗学を研究のかたわら、作家を志して絵や文章の勉強を続ける。卒業後、らいとすたっふ小説塾にて田中芳樹氏の薫陶を受け、2005年『時を編む者』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hanagon44

12
表紙が気に入って借りてみた。せっかく子犬に化けてもあまりかわいくない狸を,目の周りの黒さから「クマ」と名付けてしまう安直さが全体を表しているかのように,特に凝った部分もしかけもなくあっさりしている。物足りない感もあるが,ストレスなくサラッと読めて,不快感はない。重い作品を読んだ後のリハビリ読書にはいいと思う。2016/05/29

まつけん

11
地元ゆかりの作家さんということで手に取った一冊。江戸は文政年間、両国橋のたもと、両の目のまわりを隈取りしたような白い狸がうずくまる…なけなしの力をふりしぼり、妙ちきりんな犬に変化!その犬をクマと名付け拾った大店・橘屋の手代 金一、そのクマを押し付けられた橘屋の離れを借りて手習い小屋を営む お久、幼なじみ二人を中心に落語調に進む軽いお話。「しぃっ、それは言わない約束だよ。いいんだ、おいら、ここの暮らしが気に入ってるン。お久さんや金一さんたちといるのが楽しいんだもの」2022/02/14

スカーレット

3
講談の語り口調がなれなくて、なかなか進まなかったwww。大江戸タヌキ合戦てきな・・・?2017/01/12

如月小町

3
講談の語り口で綴られる連作短編集。正直、あまり面白くなかった。 とってつけたような人物設定。狸との絡みもイマイチだった。2016/03/12

沖田直子

3
お江戸の神田蠟燭町のかたすみで手習い小屋「たちばな堂」を営むお久とその父杢兵衛、幼馴染金一と犬(?)のクマの話。 図書館で見つけて装丁のかわいらしさに惹かれて借りたが・・・・・・いまいちだった。2015/04/15

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