おそろし―三島屋変調百物語事始

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048738590
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

17歳のおちかは、実家で起きたある事件をきっかけに、ぴたりと他人に心を閉ざしてしまった。ふさぎ込む日々を、江戸で三島屋という店を構える叔父夫婦のもとに身を寄せ、慣れないながら黙々と働くことでやり過ごしている。そんなある日、叔父・伊兵衛はおちかを呼ぶと、これから訪ねてくるという客の対応を任せて出かけてしまう。おそるおそる客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていく。いつしか次々に訪れる人々の話は、おちかの心を少しずつ溶かし始めて…哀切にして不可思議。宮部みゆきの「百物語」、ここに始まる。

出版社内容情報

閉ざされた過去と心を溶かす、「ふしぎ百物語」が幕を開ける!
語る者、語られる者、救われるのは誰か?生きながら、心を閉ざす者、思いを引きずり、生きる者。心を残し、命を落とした者。そして、人の心の闇に巣くう、人外のもの─。長い長い、「百物語」の始まりだった。

17歳のおちかは、川崎宿で旅籠を営む実家で起きたある事件をきっかけに、他人に心を閉ざした。いまは、江戸・神田三島町に叔父・伊兵衛が構える袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働く日々を過ごしている。ある日伊兵衛は、いつも碁敵を迎える「黒白の間」におちかを呼ぶと、そこへ訪ねてくる人たちから「変わり百物語」を聞くように言いつけて出かけてしまう。そして彼らの不思議な話は、おちかの心を少しずつ、溶かし始めていく・・・。おちかを襲った事件とは? 連作長編時代小説。