ＨＥＲＯ 映画版

福田 靖【脚本】/蒔田 陽平【ノベライズ】

角川書店（2007/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 203p／高さ 19cm
• 商品コード 9784048738026
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

「中卒」「スーツを着ない」「通販好き」の久利生公平は、事件の大小にかかわらず、「真実」を追い求める型破りの検事だ。６年ぶりに虹ヶ浦から城西支部に移動となった久利生が任されたのは、同僚が起訴したある事件の裁判。容疑者は既に犯行を認めていたのに、初公判で一転、無罪を主張。弁護人には、刑事事件無罪獲得数日本一の蒲生一臣がついていた。どうやら、この事件の判決が、大物政治家・花岡練三郎の贈収賄疑惑の鍵を握っているらしい。手強い相手に、久利生は事務官の雨宮舞子と証拠集めのため、韓国まで足を伸ばす。婚約者のもとに急ぐ被害者を死に至らしめたのは誰なのか。木村拓哉主演、松たか子ほか連続ドラマのオールキャストに加え、森田一義、中井貴一、イ・ビョンホン、そして松本幸四郎など、史上最強のキャスト＆スタッフが集結！超エンタテインメント大作が描く、小さな事件の真相とは…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぴよの助]

事件のことをみんなに話す場面でうるっときました。

2014/06/18

[はぐはぐ]

HEROの映画ノベライズ本。花岡代議士の贈収賄をめぐって、久利生検事と蒲生弁護士との争いが描かれています。今回は法廷の様子もあり、久利生検事の迫真の主張は心揺さぶるものがありました。被疑者の車を追い韓国まで向かったり、次々に進んでいく話に臨場感を味わいながら読むことができました！個人的に一番印象に残っていたのは、やはり放火の野次馬が撮影した写真に被疑者が写っていないか、ひとりひとり探し、ギリギリで証拠申請するところでしょうか？他の検事が担当していた事件もすべてが繋がっていくあたり、お気に入りです！

2011/10/14

[まこ]

ドラマの特別編の続きのようなお話でした。映画は未見なのですが、 宣伝で見た映像のせいもあり、お馴染みの登場人物達の言動を リアルに妄想できましたわ～(笑)。久利生くんと雨宮さんは結局・・・ぐふふ♪

2008/05/05