内容説明
ボクは女の子と出逢い別れるたびにチョコレートケーキを焼く。だからこの物語はボクが４人の女の子とどう出逢い、そしてどんなチョコレートケーキを作るか、というお話なんだ。作り方によって、手間のかけ方によって、甘くも苦くも味を変えるチョコレートのようなボクの恋愛をどうかどうか―美味しく食べてくれますように。ライトノベル発の甘くて苦い、恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷風
5
なんかみんな大変な恋してるなぁって。なんだろう。友達の友達の恋バナ聞いているような感覚かなぁ・・・（いや。そんなシチュエーション遭遇したことないけど。汗）なんていうかこううんうん微笑ましく聞くようなそんん感じ？とにかく結構危ない？恋の割にはさーーーと受け止め流すっていう。うん。まぁどの恋も儚そうで案外形になっているんじゃん？っていう結論で・・・。2013/11/10
assam2005
3
ゲイのボクが愛した彼と彼女。女装癖のあるボクに快感を与えてくれる少女との関係。彼女を寝とった女が好きなボク。…「よくある関係」とは言えない、恋愛事情が書かれていました。「この恋と、その未来。」「東雲侑子は…」を読んでから、こちらを読んだので、あまりの系統の違いに面喰いました。気持ちはわかるのですが、私には合わなかったなぁと。のめりこめませんでした。2015/05/01
なお
2
読みやすかったけど、おもしろさかがわからなかった。うーん。2014/01/08
24号
2
再読しました。書き方、おはなしの内容、登場人物のキャラクター設定、全てが好きです。ちょっとコアな内容ですが、書き方がザクザクとしていて、まるで友達の昔話を聞いているかのような感覚で読めました。短編が終わるごとに入っているチョコレートケーキのおはなしも含め、全部が大好きです。2011/10/01
羽
1
「きっと負け惜しみにしかならないから、口には出してやらないのだ。／幸せにおなり、砂緒。／そして、さよなら。」―『スナヲナキミト』が読みたくて、何度目かの再読。「強い自我」というものはどうしてこうも美しいのだろうね。2020/10/16
