内容説明
招聘医師として平壌入りを決意した津村。万景峰号で海峡を渡った舞子。中朝国境から潜入した寛順と東源。彼らの運命が交錯するとき、現代史を塗り替える大事件が勃発する。北朝鮮の深層を抉り出す衝撃作。
著者等紹介
帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947年、福岡県生まれ。東大仏文卒業後、TBS勤務ののち、九大医学部卒業。現在、精神科医。93年、『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞受賞、95年、『閉鎖病棟』で山本周五郎賞受賞、97年、『逃亡』で柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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